111名を対象にアンケート調査を実施
1月29日、デジタルデータソリューションは同社が実施した「セキュリティ対策に関するアンケート調査」の結果を発表した。
この調査はインターネットを使ってアンケートを採ったもので、2021年1月13日から1月14日の2日間、情報セキュリティ業界で働き、セキュリティ対策に理解がある人111名を対象に行われた。
調査結果からわかったこと
「効果が高いと考えるセキュリティ対策は? 」という質問に対して、最も多かった回答は「マルウェアの侵入を防ぐ入り口対策」で75.7%、次いで多かった回答が「マルウェアによる不正通信を遮断する出口対策」で57.7%、その次に多かった回答は「侵入したマルウェアに対する監視型対策」で55.0%であった。
また、「企業を標的にしたサイバー攻撃が問題視されているが、サイバー攻撃のリスクが高いと考えられる業界は? 」という質問では、「IT業界」が73.9%、「金融業界」が55.0%、「医療業界」が47.7%という結果に。
なぜこのように回答にしたのかを聞いてみたところ、IT業界は「ソフトウェアを安価で改造できる、常時ネットに晒されているから」、金融業界は「預金や顧客情報を狙われやすいから」、医療業界は「個人情報が多く、システムアクセスを遮断されると人命にかかわるから」という答えが出そろった。
デジタル化が進む現代日本ではセキュリティ対策が以前にも増して重要になってきている。
今回の調査によって、マルウェアの入り口対策と出口対策を合わせて行うことが必要であるという意見が一般的になっていることがわかった。
(画像はプレスリリースより)

デジタルデータソリューション プレスリリース(PR TIMES)
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