▼ニュースのポイント
①レオパレス21は先月から入居者からの問い合わせ対応に、AIを導入している。
②今回導入したのは、PKSHA Communicationが提供するAI音声対話エンジン「PKSHA Voicebot」と、カラクリが提供するAIチャットボット「KARAKURI chatbot」だ。
③同社には、問い合わせが集中する時間は電話がつながりにくくなるという課題があった。
残っていた課題をクリア
3月3日、レオパレス21は先月から入居者からの問い合わせ対応に、AIを導入したことを発表した。
今回導入したのは、PKSHA Communicationが提供するAI音声対話エンジン「PKSHA Voicebot」と、カラクリが提供するAIチャットボット「KARAKURI chatbot」だ。
同社はこれまでに、店舗に足を運ぶことなく部屋を探すことが可能な「WEB接客」や「WEB内見」、鍵の受け取りに来店しなくてもよい「スマートロック」などのサービスを提供している。
さまざまな方面においてDXを進めていたものの、問い合わせ対応などはオペレーターが主に担っていたため、問い合わせが集中する時間は電話がつながりにくくなるという課題が残っていた。
そこで同社は、このような課題を解決すべく、2つのAI技術を導入するに至った。
2つのAI技術
ボイスボットは、入居者による電話問い合わせの際に活躍する。AIが入居者からの問い合わせ内容を理解し、適切な回答をテキスト化して読み上げる。状況によっては、オペレーターが2次対応を行う。
チャットボットは、WEBサイトに寄せられた問い合わせに対し、テキストでのやり取りを可能にする。FAQと連携し、正確な回答を提供することができる。
今回の技術導入により、24時間365日、入居者からの質問に迅速かつ正確に回答することが可能になった。
(画像はプレスリリースより)
レオパレス21 プレスリリース
https://www.leopalace21.co.jp▼会社概要
アパート・マンション・住宅等の建築から賃貸管理、販売までを手掛ける企業。
リゾート施設の開発から運営、ブロードバンド通信事業、介護事業なども手掛けている。
会社名:株式会社レオパレス21
代表:宮尾 文也
本社所在地:東京都中野区本町2丁目54番11号