▼ ニュースのポイント
① 中国江蘇省工場に独自の配送ロボットを導入
② ロボットによる作業で人的ミスを削減
③ トロリー搬送と比べて自由度が高く、柔軟な使用が可能
配送ロボットが工場で使用する部品や材料を搬送
オリオンスターロボティクスが、中国江蘇省工場に独自の配送ロボットを導入したと2月22日に発表している。
人間による作業では工場での作業に慣れるまで時間がかかるほか、品質確保も難しく、人的ミスの発生により生産効率の低下にもつながる。また、労働力不足が顕在化しており、現場作業員の賃金も上昇している。
オリオンスターロボティクスの配送ロボットを導入することで、定時かつ自動で搬送を実現。作業員がより専門的な作業に集中でき、生産効率を向上させることが可能。ロボットによる作業で、人的ミスの減少にもつなげられる。
トロリー搬送比で自由度が高く、柔軟な使用が可能
同搬送ロボットは、1回にどの程度半製品量を搬送すれば、生産が続けられるのか、搬送の往復時間を計算し、半製品の材料を一定量蓄積してから次の工程に搬送する。トロリー搬送比で自由度が高く、柔軟な使用が可能なことも特徴の1つ。
また、テストエリアに移動するのか、保管のために倉庫に直接移動するのか、1回に複数の指定先への搬送もできる。
(画像はプレスリリースより)
オリオンスターロボティクス
https://jp.orionstar.com/オリオンスターロボティクスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000110665.html▼ 会社概要
オリオンスターロボティクスは、次世代AIロボットの開発に注力する企業で、AI配膳ロボット「Lucki」や、AI受付ロボット「Mini」などを展開している。
社名:オリオンスターロボティクス株式会社
代表取締役:傅盛
本社所在地:東京都涉谷区惠比寿1-23-15 ルモンド恵比寿 901号室