▼ ニュースのポイント
①Forex Roboticsが栃木県と連携し、AIを活用した「ほ場状態把握の簡易化システム」を開発。
②ドローンが撮影、AIがほ場全体の成育状態を色分けして見える化。
③速やかに状態を把握、育成管理を効率化。
AIでほ場全体の状態を可視化
Robot・AI・IoTを用いた活用方法を提案するForex Robotics(フォレックスロボティクス)が、栃木県の支援を受けAIを活用した「ほ場状態把握の簡易化システム」を開発したことを1月27日に発表した。
栃木県は未来技術企業・実証事業誘致事業で、未来技術を活用した製品・サービスなどを提供する企業の実証実験を支援しており、フィールドに栃木県畜産酪農研究センターを提供している。
植物の育成管理を効率化
ほ場状態把握の簡易化システムは、ドローンで飼料用トウモロコシのほ場を撮影してAIが苗の数をカウントと成育状態を分析する。さらに、ほ場全体の成育状態を色分けによりヒートマップ化する。
ほ場の状態を簡易的に把握することで成育のばらつき解消や、農薬の使用と追肥の判断に役立てることができる。
栽培管理技術の開発で持続的な畜産経営
今後も栃木県と連携し、ほ場での飼料用トウモロコシ以外の活用や雑草の状況判定の可能性、粗密具合と収量との関係を検証していく。
自給飼料の増産による持続的な畜産経営を図るため、栃木県は飼料作物の安定した生育のに向けた栽培管理技術の開発を目指す。Forex Roboticsは、安価で安全性の高い映像データ解析ソフトウェアの開発を行う。
(画像はプレスリリースより)
Forex Robotics プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000016400.html▼ 会社概要
Forex Roboticsは、コンピュータソフトウェアの企画・開発・販売・運営・管理・受託のほか、情報処理・情報提供サービスや投資運用業、飲食店経営などを展開する企業。
社名:Forex Robotics株式会社
代表取締役:髙橋 一行
所在地:千葉県船橋市本中山6丁目8番12-2号