▼ ニュースのポイント
①丸紅と公文教育研究会がインドネシアの小学校にデジタル式の公文式学習プログラムを試験導入。
②両社は、インドネシアの学校での事業性に関する覚書を締結。
③試験導入で、基礎学力の向上や教師の指導力向上を検証する。
デジタル式公文、インドネシアで成果を上げるか?
丸紅は1月20日、公文教育研究会(KUMON)とともにインドネシアの小学校にデジタル式の公文式学習プログラムを試験導入したと発表した。
両社はこれと併せ、同プログラムをインドネシアの学校に展開する事業性について調査・検討を行う覚書を締結したとしている。
インドネシアの人口は2.7億人と東南アジア最大だ。このうちの約2,300万人を占める小学生は、基礎学力の向上や都市部と地方の教育格差解消が課題とされている。
プログラム導入で基礎学力・指導力の向上を検証
そこで両社は、インドネシア・南スマトラ州内陸部の小学校の授業にタブレットを用いたデジタル式の公文式学習プログラムを取り入れることとした。
これにより、基礎学力・自学自習力の向上と教師の指導力向上を検証し、学校現場にあった運営方式の構築を目指すとしている。
試験導入は2023年1月17日~2023年6月、丸紅関連の小中一貫校・Lematang Lestari Schoolに対し、算数・数学のインドネシア語版教材を用いて行われる。
両社は今後、同プログラムを、インドネシアの先進的な学校や遠隔地の学校などにも広く提供する事業性の調査を行うとしている。
(画像はプレスリリースより)
丸紅 ニュースリリース
https://www.marubeni.com/▼ 会社概要
丸紅は、広範な分野を扱う大手総合商社。
社名:丸紅株式会社
代表取締役:柿木 真澄
所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号
▼ 会社概要
KUMONは、教材の研究開発や指導法の研究などを行っている。
社名:株式会社公文教育研究会
代表取締役:池上 秀徳
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島5丁目6番6号 公文教育会館