▼ ニュースのポイント
① 福岡県宗像市にIoTスマートロック搭載のIoT電動アシスト自転車を提供
② 自動車から電動アシスト自転車にすることによる行動変容の可能性を検証
③ 位置や走行距離、稼働状況などをクラウドにアップロード
IoT電動アシスト自転車を市民モニターに一定期間貸与
パナソニックグループ(パナソニック)が、移動手段充実化に伴う行動変容の検証に協力するため、1月15日から2月13日にかけて、福岡県宗像市にIoT電動アシスト自転車を提供している。
同市では、2050年までに同市における二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言し、脱炭素社会実現に向けた取り組みを進めている。しかしながら、マイカーを所有する暮らしが定着しており、日常生活での移動におけるCO2排出量削減が課題となっていた。
そこでパナソニックが、電動アシスト自転車ショッピングモデル「ビビ・EX」をベースに独自開発したIoT電動アシスト自転車10台を、市民モニターに一定期間貸与。自動車から電動アシスト自転車にすることによるCO2削減量の算出や、GPSによる位置情報を管理ツールで分析することにより、行動変容の可能性の検証を行っている。
IoTスマートロックにGPSや通信機能を内蔵
パナソニックが同検証で提供しているIoT電動アシスト自転車には、IoTスマートロックが搭載されており、サークル錠にGPSや通信機能を内蔵。4G/LTE回線でクラウドサーバーと接続し、位置や走行距離、稼働状況、バッテリー情報などをクラウドにアップロードできる。
今回合わせて納入した管理ツールで、走行ログの管理を行い、行動変容を確認する流れとなっている。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/topics/204987パナソニックのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004987.000003442.html▼ 会社概要
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