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東日本旅客鉄道とKDDIが実証実験をスタート ロボットと人の共生の実現を目指した実証実験

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東日本旅客鉄道とKDDIが実証実験をスタート ロボットと人の共生の実現を目指した実証実験

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▼ニュースのポイント
①東日本旅客鉄道とKDDIは、JR目黒MARCビルにおいて、フードデリバリーサービスの実証実験をスタートする。
②同実験は、「高輪ゲートウェイシティ」における「空間自在プロジェクト」のひとつ。
③今回の実証実験では、防犯カメラの映像データをAIが解析し、配送ロボットが自動で混雑回避や回遊販売を行えるかどうかを実証する。

1月11日から実験スタート
 1月10日、東日本旅客鉄道はKDDIと共同で、JR目黒MARCビルにおいて、フードデリバリーサービスの実証実験をスタートすることを発表した。

 同実験は、「高輪ゲートウェイシティ」における「空間自在プロジェクト」のひとつ。高輪ゲートウェイシティの街づくりでは、ロボットに人が合わせるのではなく、人にロボットが寄り添う街を目指す。

 今回の実証実験では、防犯カメラの映像データをAIが解析し、配送ロボットが自動で混雑回避や回遊販売を行えるかどうかを実証する。

 都市や街の設備から得られたデータの集積から分析までを行うデータ連動基盤と、ロボットの走行制御や位置情報管理を行うロボットプラットフォームとを連携させる。

 ロボットだけでは難しかった高度なサービスの実現や、ユーザーの要望へ柔軟に対応可能な環境構築を目標にしている。

ロボットフードデリバリーサービス


別メーカーの警備ロボットも稼働させる
 同実験では、データ連動基盤でビル内の防犯カメラ画像をAI解析し、解析結果をロボットに伝えることで、最適なルートを選択して移動できるか否かを、配送サービスを使って検証。

 JR目黒MARCビル内に勤務する会社員に対し、事前に注文を受けた弁当を、時間通りにオフィスフロアまで配送。また、「エキュート品川」において販売している軽食や菓子を、人が多い場所で回遊販売するサービスを試験的に行う。

 また、配送ロボットだけでなく、別メーカーの警備ロボットも稼働させることで、2種類のロボットが稼働する中、配送ロボットの走行を優先させる協調制御ができるかどうかも検証する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東日本旅客鉄道 プレスリリース
https://www.jreast.co.jp/press/2022/20230110_ho01.pdf


▼会社概要
旅客鉄道事業や貨物鉄道事業をはじめ、幅広い分野に事業展開する企業。


会社名:東日本旅客鉄道株式会社
代表取締役社長:深澤 祐二
所在地:東京都渋谷区代々木2丁目2番2号


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