▼ ニュースのポイント
①グローリーが転倒検知システム「ミライアイ」を発売した。
②ミライアイは、入居者の姿勢を赤外線3次元センサーで読み取りAIが「転倒」を検知する。
③エコナビスタと共同開発され、エコナビスタの「ライフリズムナビ+Dr.」と連動する。
エコナビスタと共同開発
グローリーは1月10日、赤外線3次元センサーにより転倒を正確に認識できるAI画像認識技術を開発し、この技術を応用した転倒検知システム「mirAI-EYE(ミライアイ)」を発売した。
今回の「ミライアイ」は、高齢者施設見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」を提供するエコナビスタと共同開発された。
赤外線3次元センサーで、日中も暗い夜も正確に検知
「ミライアイ」では、AIが入居者の姿勢を赤外線3次元センサーで読み取り、「転倒」と判断すると「ライフリズムナビ+Dr.」と連動し、事務所の管理PCと介護スタッフのモバイル端末に通知する。
転倒に至りそうな、起き上がりや端座位などの動作も検知し、訪室のタイミングを的確に通知するため、介護スタッフの負担を軽減し、事故の予防・早期発見も可能となる。
赤外線3次元センサーで用いる電磁波は、太陽光と干渉せず、人の目に見えない波長のため、直射日光の入る日中や就寝時の暗い居室でも正確に転倒などを検知できる。
また、センサー部は回転して人の動きを追従するため、居室内を広範囲に(3m×6m)を見守り、モザイク設定機能で、プライバシーに配慮した検知やライブ閲覧も可能。
管理PCでは、通知履歴や録画映像の保存・閲覧ができ、過去履歴などから詳細な状況を把握し、家族などへの説明や事故防止策の検討に活用することができる。
(画像はプレスリリースより)
グローリー ニュースリリース
https://www.glory.co.jp/company/news/detail/id=1979▼ 会社概要
グローリーは、通貨処理機・セルフサービス機器の開発・製造・販売・保守や、電子決済サービス、生体認証ソリューションの提供などを行っている。
社名:グローリー株式会社
代表取締役:三和 元純
所在地:兵庫県姫路市下手野1-3-1
▼ 会社概要
エコナビスタは、センサフュージョン技術を駆使し、専門医と連携したシステムなどを提供している。
社名:エコナビスタ株式会社
代表取締役:渡邉 君人
所在地:東京都千代田区紀尾井町3-1 KKDビル6F