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三菱ふそうトラック・バスが製造拠点への部品輸送車両の管理をデジタル化するシステムを開発 作業効率向上と生産調整リスク抑制へ

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三菱ふそうトラック・バスが製造拠点への部品輸送車両の管理をデジタル化するシステムを開発 作業効率向上と生産調整リスク抑制へ

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▼ ニュースのポイント
①三菱ふそうトラック・バスが部品輸送車両管理をデジタル化するシステムを開発。
②同システムでは、部品運搬車両の到着時刻をAIで予測して通知。
③これにより、作業効率の向上と部品遅延による生産調整のリスクを抑制する。

部品運搬車両の到着時刻をAIで予測して通知
 三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は2022年12月26日、部品輸送車両管理をデジタル化するシステム「IBLコントロールタワー(仮称)」を開発し、2023年内の本格導入を目指すと発表した。

三菱ふそうトラック・バス


 MFTBC川崎製作所には1日に数百台の部品運搬車両が入構するが、車両の管理は従来、電話やメールで行われていた。

 今回のシステムは、この部品輸送車両の管理をデジタル化し、作業効率の向上と部品遅延による生産調整のリスクを抑制するというもの。

運搬車両にGPS発信機を装着し位置情報を取得
 今回のシステムでは、同社の製造拠点に入構する部品運搬車両の到着時刻を、AIを用いて誤差範囲10分以内で予測し、管理担当者に逐次知らせることで遅延発生時の対応を促す。

 AIは、GPS発信機を装着した部品運搬車両の位置情報や、現在・過去の位置情報データ、道路交通情報を元に、到着時刻の予測を行う。また車両の位置情報データは、車両を運行する物流業者にも共有される。

 同社では2022年12月から同システムの最終実証を開始し、2023年内には、今回のシステムを川崎製作所向けの車両に導入完了することを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱ふそうトラック・バス ニュースリリース
https://www.mitsubishi-fuso.com/


▼ 会社概要
三菱ふそうトラック・バスはFUSOブランドのトラックやバスなどを開発・製造・販売する商用車メーカー。現在、同社の株式の約9割は、ダイムラートラックが保有している。

社名:三菱ふそうトラック・バス株式会社
代表取締役:カール・デッペン
所在地:神奈川県川崎市中原区大倉町10番地


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