▼ ニュースのポイント
①内視鏡AIの研究・開発を行うAIメディカルサービスが2023年1月1日に米国第2号オフィスをニューヨークに開設した。
②2022年1月には海外初の米国法人をシリコンバレーに設立している。
③米国での事業展開体制をさらに強化する。
内視鏡AIで世界の患者を救う
内視鏡AIの開発を行うAIメディカルサービス(AIM)は2023年1月1日、米国第2号オフィスをニューヨークに開設したと発表した。これにより、米国東海岸にある医療機関との共同研究や製品化など、米国での事業展開体制をさらに強化するとしている。
AIMは内視鏡AIでがんの見逃しを無くし、世界の患者を救うことをミッションに掲げる日本発の医療AIスタートアップ。
同社は内視鏡AIをいち早く医療現場に届けるため、2022年1月、シリコンバレーに海外初となる米国法人「AI Medical Service America Inc.」を設立。同年7月にはシンガポール法人を設立し、内視鏡AIのグローバル展開を進めている。
日本は内視鏡医療の世界最先端
日本は、内視鏡医療における消化器内視鏡機器の世界シェア9割以上、専門医の技量も世界一と、世界の最先端を進んでいる。
一方、内視鏡検査では消化菅のがんを早期に確定できるが、がんの発見は人の目で行うため、どうしても見逃しが発生していた。
そこで同社は、この見逃しを無くすため、日本で蓄積されている世界最高水準の内視鏡医療データと、AIによる画像認識を活用した内視鏡AIを開発。今も100以上の医療施設とともに共同研究や製品開発を進めている。
(画像はプレスリリースより)
AIメディカルサービス ニュースリリース
https://www.ai-ms.com/news/global/20230101▼ 会社概要
AIメディカルサービスは内視鏡の画像診断支援AIの開発を行う医療AIスタートアップ。
社名:株式会社AIメディカルサービス
代表取締役:多田 智裕
所在地:東京都豊島区東池袋1丁目18-1 Hareza Tower 11F