▼ ニュースのポイント
① 藤田医科大学病院で屋内配送向けサービスロボットによる実証実験を実施
② マルチロボット「RoboticBase」を用いて配送業務自動化を検証
③ ロボット同士の干渉を避けるためにSESENSEのロボット制御技術を採用
ロボットとエレベータの連携を含む配送業務自動化を検証
SEQSENSEが、屋内配送向けサービスロボットによる病院内実証実験を実施しており、最終段階のフェーズ3・2回目において、ロボットとエレベータの連携を含む配送業務自動化を検証していると、12月20日に発表した。
SEQSENSEは藤田医科大学病院、川崎重工、TISとともに、医療従事者の負担軽減・業務効率化によって、質の高い医療の持続的提供を実現するべく、同大学病院においてロボットを用いた実証実験を実施している。
最終段階のフェーズ3・1回目では、ロボットの荷室サイズや構造、使い勝手の検証のほか、病院側システムとの連携についての検証を実施。2回目となる今回は、TISが提供するマルチロボット「RoboticBase」を用いて、ロボットとエレベータの連携を含む配送業務自動化を検証している。
SESENSEのロボット制御技術を採用
今回の病院内実証実験では「RoboticBase」を用いることで、複数のロボットとエレベータなどのインフラ設備との相互連携を実施。複数台のロボットを運用することでロボット同士の干渉を避けるために、SESENSEのロボット制御技術を採用した。
SEQSENSEによれば、同実証実験においてインフラ設備との連携を含む、24時間連続でロボットを運用する上での課題などを確認し、2022年度内には藤田医科大学病院でのトライアルサービス開始に向けた最終準備を進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
SEQSENSE プレスリリース
https://www.seqsense.com/news/assets/pdf/20221220.pdfSEQSENSEのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000025363.html▼ 会社概要
SEQSENSEは「世界を変えない。」というミッションのもと、働き手不足解消に寄与するため、自律移動型ロボットの製造や開発のほか、建物への警備ロボットの提供も行っている。
会社名: SEQSENSE株式会社
代表者:中村 壮一郎
本社所在地:東京都千代田区内幸町2-2-3