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日本航空がクレスコと「航空機エンジン内部検査ツール」開発へ 画像認識技術で整備を予測

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日本航空がクレスコと「航空機エンジン内部検査ツール」開発へ 画像認識技術で整備を予測

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▼ ニュースのポイント
①日本航空が医療AIによる画像認識技術を活用した「航空機エンジン内部検査ツール」の開発へ。
②クレスコのニューラルネットワークを活用。
③不具合を予測した整備、若手整備士へ技術継承。

検査・AI分析で整備を予測
 世界60カ国を超える411都市へのネットワークを提供する日本航空(JAL)が、クレスコと医療AIによる画像認識技術を活用した「航空機エンジン内部検査ツール」を開発すると、12月20日に発表している。

 同社が培ったエンジン整備の知見と、クレスコの医療分野で蓄積した画像認識AI技術や機械学習で用いられるニューラルネットワークを応用したツールなどを融合して開発される。

航空機エンジン内部検査ツール


一つひとつのブレードの故障リスクを見分ける
 航空機エンジン内部検査ツールは、日本航空のエンジン検査画像と整備士の豊富なノウハウ、クレスコが持つ画像認識AI技術を掛け合わせ、損傷自動認識や故障予測・技術継承などの新たな価値を創造する。 

 現在、航空機エンジンの内部にある何百枚ものタービンブレードの検査は工業用内視鏡で行っている。両社はこれまで整備作業においてプロトタイプのツールによる検証を重ねており、ツール機能と将来的な活用性が評価、故障予測の実現性も確認されている。

予測整備で安心・安全への取り組み
 タービンブレードの詳細な検査記録のデータベース化し、より精密な内視鏡検査で蓄積した情報と運航中に収集するエンジンデータを掛け合わせることで、事前に不具合の発生を予測することを実現する。

 「航空機の故障予測技術」「画像認識技術(エンジン内部検査強化)」は、JALグループが掲げる安全・安心の取り組みの一つになっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本航空 プレスリリース
https://press.jal.co.jp/ja/release/202212/007126.html


▼ 会社概要
日本航空は、定期航空運送事業や不定期航空運送事業、航空機使用事業、附帯・関連する一切の事業を展開する企業。

社名:日本航空株式会社
代表取締役:赤坂 祐二
所在地:東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル

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