▼ニュースのポイント
①リバスタは大成建設と共同で「建設現場で発生するCO2排出量の計測管理サービス」の開発を行う。
②CO2排出量を抑制・削減させる取り組みが進んでおり、建設現場でもCO2排出量を減らしていくことが求められている。
③建設現場ではさまざまな専門業者が個別に機材や機器を使用するため、現場全体でのCO2排出量を把握するには、膨大な時間と手間がかかるという課題がある。
共同開発に着手
12月9日、リバスタは大成建設と共同で「建設現場で発生するCO2排出量の計測管理サービス」の開発を行うことを発表した。
開発したシステムは、誰でも利用できるサービスとして外販し、建築業界において標準使用化を目標に、普及展開させていく見通しだ。
建設現場でもCO2排出量削減が求められる
日本では、CO2排出量を抑制・削減させる取り組みが進んでいる。
建築業界においても同様で、建設ライフサイクルのあらゆる場面においてCO2排出量を減らしていくことが求められる。特に、施工段階でのCO2排出量削減が注目されている。
そのためには、建設作業の進捗に応じたCO2排出量の把握が重要なのだが、建設現場ではさまざまな専門業者が個別に機材や機器を使用するため、現場全体でのCO2排出量を把握するには、膨大な時間と手間がかかる。
そこで、このような課題をクリアするため、建設業を対象にしたCO2排出量計測管理サービスの開発を行うことになった。
大成建設が提供している、カメラとAIの画像認識機能で建設機械の稼働状況からCO2排出量を計測・集計する「T-CARBON Watch」に、リバスタが有する膨大な現場データを組み合わせて、新たなCO2排出量管理サービスを開発する見通しである。
(画像はプレスリリースより)
リバスタ プレスリリース
https://www.rvsta.co.jp/news/20221209/▼会社概要
電子マニフェストサービスや産廃処理委託契約サービス、建設現場施工管理サービス、建設現場ICT機器ソリューションなどを提供している企業。
会社名:株式会社リバスタ
代表:高橋 巧
本社所在地:東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア 9F