▼ニュースのポイント
①サンシーアは自社が提供する「サンロジ」が、クイックトロンジャパンが提供するAIロボットとAPI連携の機能を開発し、サービスをスタートした。
②サンロジは、受注や在庫の管理から、入庫、出荷業務までを自動化した、WMS。
③サンロジとクイックトロンは、まずは自動搬送ロボットとの連携からスタートし、サービス提供を始めている。
サンロジと自動搬送ロボットが連携
12月16日、サンシーアは自社が提供する「サンロジ」が、クイックトロンジャパンが提供するAIロボットとAPI連携の機能を開発し、サービスをスタートしたことを発表した。
サンロジは、受注や在庫の管理から、入庫、出荷業務までを自動化した、WMSだ。荷主は、同システムを導入した物流倉庫を利用すれば、自身で出荷業務を行う必要がなくなり、物流業務を自動化することができる。
同社はこれまで、さまざまな物流AI機器と連携してきたが、今回はクイックトロンとAPI連携するに至った。クイックトロンは日本国内に対応したWMSを所有していなかったため、今回の連携が実現した。
業務の効率化だけでは、もはや追いつかない
新型コロナウイルス感染症は、日本の物流環境に大きな影響を及ぼしている。物流量が大きく増加しているが、人手不足で出荷作業に支障をきたしている現場もある。
物流業務の効率化が喫緊の課題であるが、システムを効率化するだけでは、すでに追いつかなくなっているのが現状だ。
クイックトロンは中国の物流機器メーカーであり、クイックトロンの機器は世界でも信頼度が高く、さまざまな大手企業が導入している。
サンロジは、WMSとしては後発のシステムであるため、海外メーカーとも柔軟に連携し、市場に対応してシェアを伸ばす必要がある。
サンロジとクイックトロンは、まずは自動搬送ロボットとの連携からスタートし、サービス提供を始めた。
(画像はプレスリリースより)
サンシーア プレスリリース
https://sunseer.co.jp/sunlogi-ai-news/▼会社概要
技術開発から製品販売、システムエンジニアリングサービスなどを展開する企業。
会社名:株式会社サンシーア
代表:望月 敏行
本社所在地:東京都新宿区西新宿4-15-7 パシフィックマークス新宿パークサイド3F