▼ ニュースのポイント
①三菱総研DCSが製造業向けAIサービスのベータ版を開発した。
②同サービスではAIで熟練技能者の勘を再現する。
③同サービスのテスト販売を、10社限定で開始した。
10社限定で募集
三菱総研DCSは12月12日、製造業の品質安定化に向けたAIサービスのベータ版を開発し、同日より10社限定でテスト販売を開始した。なお、同サービスは、複数企業での実証実験で検証され、品質安定化への貢献を確信したとしている。
属人性解消・生産計画の自由度向上・働き方改革へ
今回のサービスは、熟練技能者の勘をAIで再現することで、属人性の解消と生産計画の自由度向上、働き方改革を実現するというもの。
熟練技能者の勘は、製造条件の最適化で品質の安定化を支援する「製造条件最適化ソフトウェア」で作成したAIで再現。AIは業務に応じて好きなだけ作ることができるという。
また、ソフトウェアの画面は直感的に操作でき、クラウド型のため、Webブラウザがあればすぐに利用可能。
今回のサービスは、同ソフトウェアと、同社のデータサイエンティストによるサポートがセットで提供される。
テスト販売の募集要項
同社では2022年12月12日~2023年2月28日、今回のサービスのテスト販売先企業を募集。対象企業10社が決まり次第募集終了となる。
販売対象企業は、中小製造業全般の特にプロセス製造係で、AIで品質安定化をしたいなどの具体的テーマがあることなどが条件となっている。販売価格は15万円/月 で、契約期間は1年。
応募は外部リンクの「製造条件最適化ソフトウェア利用サービス テスト販売申込み」より。
(画像はプレスリリースより)
三菱総研DCSニュースリリース
https://www.dcs.co.jp/news/2022/221212.html製造条件最適化ソフトウェア利用サービス テスト販売申込み
https://mri-dgm.smktg.jp/public/application/add/14386▼ 会社概要
三菱総研DCSは、トータルITソリューションの提供などを行っている。
社名:三菱総研DCS株式会社
代表取締役:松下 岳彦
所在地:東京都品川区東品川四丁目12番2号 品川シーサイドウエストタワー