▼ ニュースのポイント
①フューチャースタンダードが「SCORER Traffic Counter」に46種類の情報取得を可能にした。
②AIアルゴリズムをアップデート、検知精度向上と属性情報追加。
③踏切の通行量調査・自転車交通量の調査も対応可能。
昼夜問わず交通量・通行量調査が可能
映像解析AIを活用したシステム開発などを手がけるフューチャースタンダードが、調査会社向け交通量・通行量調査サービス「SCORER Traffic Counter」のAIアルゴリズムをアップデートしたことを11月24日に発表している。
検知精度向上のほか、属性情報が追加され計46種類の属性情報取得が可能となり、より細かな統計情報を取得できるようになった。
動画データをAIアルゴリズムで解析
「SCORER Traffic Counter」は、交通量調査・通行量調査をAIでカウントし自動化する映像解析AIシステム。ディープラーニングによる画像認識領域で高い技術力を持つアルゴリズム「SenseVideo」を搭載している。
今回適用されたのは、タンクローリーなどの特殊車両分類の追加やトレーラーの有無検知、自転車やベビーカー車椅子など二輪車の車種分類、乗車人数や乗車状態。さらに歩行者の傘・マスク・携帯電話利用の有無、歩きタバコの検知まで可能となった。
レーン識別・通過速度などの二次分析も可能
車椅子やベビーカーでの踏切利用など、より詳細な分析ができるため優先度の高い場所を可視化する「踏切の通行量調査」に活用できる。
また、自転車と自動二輪車の分類と乗車状態の検知、自転車禁止区域での歩行の確認など、自転車に特化した「自転車交通量調査」も可能とした。
活用事例として、道路交通センサスなどの自動車交通量調査、商店街などの賑わいを可視化する通行量調査、店舗開発における商圏分析、マーケティング調査などがある。
(画像はプレスリリースより)
フューチャースタンダード プレスリリース
https://www.scorer.jp/news/scorer-traffic-counter-update▼ 会社概要
フューチャースタンダードは、カメラからデータ取得まであらゆる画像処理を用いたトータルサービスを提供するプラットフォーム事業や、スマホから操作可能なスマートカメラを用いた各種ソリューション開発を展開する企業。
社名:株式会社フューチャースタンダード
代表取締役:鳥海 哲史、小川 雄毅
所在地:東京都台東区台東4丁目8-7 仲御徒町フロントビル2階