▼ニュースのポイント
①アプリズムは自社で開発した「tsumiki」を活用し、立命館大学BKCキャンパスにおいて、バス停混雑状況を可視化するサービスの実証実験を行う。
②tsumikiはAIエッジカメラを活用した混雑検知ソリューションで、さまざまな場所の混雑状況をリアルタイムに可視化する。
③今回の実証実験期間は、2022年12月1日から2023年1月31日まで。
立命館大学びわこ・くさつキャンパスにて実施
11月25日、アプリズムは自社で開発した「tsumiki」を活用し、立命館大学BKCキャンパスにおいて、バス停の混雑状況を可視化するサービスの実証実験を行うことを発表した。
この実験は、滋賀県が公募していた「滋賀県産業振興ビジョン2030」に基づいて実施する。
tsumikiはAIエッジカメラを活用した混雑検知ソリューションであり、店舗はもちろん、催し物や喫煙所などにAIカメラを設置するだけで、さまざまな場所の混雑状況をリアルタイムに可視化できる。
画像や動画が残らないため、プライバシーに配慮しながら混雑状況を可視化できるところも注目ポイントだろう。
バスの混雑回避が可能に
今回の実証実験期間は、2022年12月1日から2023年1月31日までだ。
同キャンパスのバス停は、立命館大学の学生がよく利用するため、バス停に長蛇の列ができることが少なくない。しかし、実証実験期間は、スマートフォンからバス停の混雑状況を確認することが可能になる。
バス停の混雑状況を可視化することで、バス利用者は混雑を回避するためにカフェや学食で過ごすことができ、雨の日は校舎内で待つこともできる。
このシステムを利用するのに会員登録をする必要はなく、QRコードにアクセスすれば混雑状況を確認することが可能だ。
(画像はプレスリリースより)
アプリズム プレスリリース
https://apprhythm.co.jp/▼会社概要
システムやスマートフォンアプリの開発、画像処理やAI、IoT技術の研究・製品開発を手掛ける企業。
会社名:株式会社アプリズム
代表:仙敷 久善
所在地:大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 27階 WeWork