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高砂熱学工業と東京都市サービスが地域冷暖房向けAI熱源自動運転システムを開発 オペレーター作業量を50%削減

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高砂熱学工業と東京都市サービスが地域冷暖房向けAI熱源自動運転システムを開発 オペレーター作業量を50%削減

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▼ ニュースのポイント
①高砂熱学工業と東京都市サービスが地域冷暖房向けAI熱源自動運転システムを開発。
②「晴海アイランド地区熱供給センター」に同システムを導入し実証を実施。
③実証の結果、作業量の約50%低減を確認した。

地域冷暖房施設を省力・安定稼働
 高砂熱学工業と東京都市サービスは12月1日、地域冷暖房向けAI熱源自動運転システム「GDoc - DHC」を開発し、「晴海アイランド地区熱供給センター」における実証で、安定稼働と省力化を確認したと発表した。

地域冷暖房


 地域冷暖房は、地域冷暖房施設で集中的に製造した空調用の冷・温水を複数の建物に供給する仕組みで、スペースの有効活用やエネルギーの効率的運用などの利点がある。

 一方で、地域冷暖房施設の運用については、オペレーターが運転スケジュールを立案・手動入力し、365日24時間対応で安定供給と運転を行うため、習熟したオペレーターに依存する業務となっていた。

 今回のシステムは、地域冷暖房施設の安定稼働と省力化に向けて高砂熱学工業が開発したもので、AIの一種、ルールエンジンを活用し、中央監視盤に接続して熱源の自動運転を行うことができる。

実証で最適運転・省エネルギー性・省力効果を確認
 両社は2021年6月~2022年6月、東京都市サービスが運用する国内最大級の大容量蓄熱槽を備えた「晴海アイランド地区熱供給センター」に同システムを導入し実証を実施。

 その結果、熱負荷予測補正機能による最適運転と、手動運転と同程度の省エネルギー性を確認。さらに、オペレーター6人へのアンケートの結果、作業量の約50%低減を確認したとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

高砂熱学工業ニュースリリース
https://www.tte-net.com/


▼ 会社概要
高砂熱学工業は空調設備工事会社。

社名:高砂熱学工業株式会社
代表取締役:小島 和人
所在地:東京都新宿区新宿6丁目27番30号

▼ 会社概要
東京都市サービスは、蓄熱式ヒートポンプシステムを取り入れた地域熱供給などを行う地域熱供給事業者。

社名:東京都市サービス株式会社
代表取締役:福嶋岳夫
所在地:東京都中央区晴海一丁目8番11号 晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーY 15階


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