▼ ニュースのポイント
①協栄産業がタクシーシステムを新たにリリース。
②乗務員の指導や営収増加が期待できる新機能。
③タクシーシステム・乗務員モバイルサイトの活用でタクシー業界のDXを推進。
法令改正などに対応したシステム
協栄産業が11月18日に、新たなタクシーシステム「KTS for Cloud」と、タクシー乗務員向けに情報提供する「乗務員モバイルサイト」を11月22日にリリースすることを発表している。
新機能の追加により、営業・開発体制の強化や乗務員の意識向上とモチベーションアップに向けた情報提供を行う。
SDGsや働き方改革を推進
タクシーシステムの「KTS for Cloud」では、乗務員指導や営収増加につながる新機能を実現。労務管理データをあらゆる角度から分析し、帳票や問い合わせ画面の種類を拡充。ペーパーレスと業務効率化を図っている。
各社メータ器、納金器との連動が可能で、拘束時間や走行粁オーバー、賃割りなどの確認項目をシステムが管理する。乗務員台帳・点呼簿・教育台帳などの資料作成やタクシー特有の給与体系にも全て対応する。
乗務員のオンデマンドに対応、スマホなどに情報発信
「乗務員モバイルサイト」では、給与明細や賞与明細、源泉徴収票がWebで参照できるサービスでペーパーレス化が可能。乗務員は自由に営収状況の確認ができ、勤怠情報をリアルタイムに提供することで意識向上とモチベーションアップを図る。
また、事故管理や働き方改革に対応した有休管理のほか、メータ納金器連動、営業収入の集計・未収管理、人事や点呼の管理などシステムの活用により業務効率化が期待できる。
今後は、乗務員のバイタル管理やAI活用など新たなモデルの製品化を考慮したトータルソリューションを目指している。
(画像はプレスリリースより)
協栄産業 プレスリリース
https://www.kyoei.co.jp/news/2022/20221118.html▼ 会社概要
協栄産業は、コンポーネントソリューション事業や機器・環境ソリューション、エンベデッドシステム、プリント配線板事業などを展開する企業。
社名:協栄産業株式会社
代表取締役:平澤 潤
所在地:東京都品川区東品川4-12-6 品川シーサイドキャナルタワー