▼ニュースのポイント
①ZOZO NEXTとZOZO研究所、早稲田大学で構成された研究グループが共同で「Fashion Intelligence System」を開発した。
②ファッションに対するイメージをAIが解釈し、ユーザーから投げかけられる曖昧な表現の質問に対して回答するというシステム。
③ファッションをAIが自動的に解釈してユーザーと協働することによって、ファッションの新たな知識を発見し、新たな価値の創造を促すシステムとして、業界から注目を集めている。
共同研究グループが開発
11月22日、ZOZOは「Fashion Intelligence System」を開発したことを発表した。
この新システムは、ZOZO NEXTとZOZO研究所、早稲田大学で構成された研究グループが共同で開発しており、ファッションに対するイメージをAIが解釈し、ユーザーから投げかけられる曖昧な表現の質問に対して回答するというものである。
ファッションの表現は曖昧
近年、SNSやECサイトを閲覧し、他者の服装や着こなしを参考にして、ファッションアイテムを購入することが一般的になってきた。
そのため、ファッション業界の発展には、オンライン上におけるユーザーの行動を快適にすることが重要視されている。
現在、ファッションにおいては「フォーマル」、「かわいい」、「カジュアル」のような表現を用いることが多く、ファッションの専門家ではないユーザーが的確に理解や解釈することは、極めて難しい。
このような課題を解決すべく、共同研究グループはFashion Intelligence Systemを開発。この新技術を使えば、AIがユーザーからの抽象的な問いに対して回答してくれるのである。
ファッションをAIが自動的に解釈してユーザーと協働することによって、ファッションの新たな知識を発見し、新たな価値の創造を促すシステムとして、業界から注目を集めている。
(画像はプレスリリースより)
ZOZO プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
ファッションECやファッションコーディネートアプリなどの企画から開発、運営を手掛ける企業。
計測テクノロジーの開発や活用、カスタマーサポートや物流拠点の運営も行っている。
会社名:株式会社ZOZO
代表:澤田 宏太郎
本社所在地:千葉県千葉市稲毛区緑町1-15-16