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安藤ハザマが「AI切羽画像評価システム」を開発 カメラ付き端末で山岳トンネルの切羽を自動評価

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安藤ハザマが「AI切羽画像評価システム」を開発 カメラ付き端末で山岳トンネルの切羽を自動評価

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▼ ニュースのポイント
①安藤ハザマが切羽観察シートの作成を自動化する「AI切羽画像評価システム」を開発。
②AIが画像から山岳トンネルの切羽評価全11項目を自動評価。
③岩種別10種類のAI評価モデル搭載、支保パターン選定100%の評価精度。

国内のほぼ全てのトンネル現場に導入可能
 安藤ハザマは、携帯端末を用いた山岳トンネルの切羽評価全11項目を、AIが切羽画像から評価する「AI切羽画像評価システム」を開発したことを、11月21日に発表している。

 同システムは、iPhoneやデジタルカメラ、タブレットなどの携帯端末で撮影した画像から、これまで以上の精度で切羽評価を行う。

AI切羽画像評価システム


従来の切羽観察手法と変わらない判定
 山岳トンネル統合型掘削管理システムの開発を推進する安藤ハザマが開発したのは、山岳トンネルで実施している切羽観察シートの作成を自動化する「AI切羽画像評価システム」。カメラ搭載の携帯端末であれば、OSや機種を問わずシステムを利用できる。

 撮影した切羽画像から、AIが切羽地質評価の全11項目を自動で評価する。その結果から切羽評価点を自動で算出し、切羽観察シートを自動出力するまでの一連の作業が切羽から離れず数分で行うことが可能となった。

業務の効率化も実現
 切羽の評価は、インターネットでサーバにアップロードされ、現場に応じた岩種を選び最適な評価が行われる。評価プログラムには岩種別に10種類のAI評価モデルを搭載。発注者の様式に準拠した帳票出力と、ヒートマップとして切羽上の評価分布を表示する。

 AI評価モデルの更新にともない評価点の誤差は4%程度にまで減少しており、実現場での試行では従来技術と同等以上の精度で切羽の地質が評価できることを確認している。今後は、さらなる評価精度の向上により山岳トンネル工事の生産性を高めていく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

安藤ハザマ プレスリリース
https://www.ad-hzm.co.jp/info/2022/20221121_02.php


▼ 会社概要
安藤ハザマは、「イノベーションの加速で新たな価値を創造」を基本方針に、土木事業・建築事業・海外事業を展開する企業。人と社会と地球に優しい未来づくりを目指している。

社名:安藤ハザマ
代表取締役:福富 正人
所在地:東京都港区東新橋一丁目9番1号

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