▼ ニュースのポイント
①オプティムが国土交通省九州地方整備局へ「OPTiM Geo Scan」を導入。
②スマホ3次元測量アプリが災害査定などを能率化。
③建設現場における本物の働き方改革の実現へ。
測量から図化まで完結
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームサービスを提供するオプティムが、スマホ3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」を国土交通省九州地方整備局へ導入したことを11月15日に発表している。
同アプリの本格導入により、建設現場や災害現場などで働き方改革や業務効率化が実現されインフラDXの推進が期待できる。
高精度な3次元アプリ
「OPTiM Geo Scan」は、短時間で高精度な測量を行える3次元測量アプリ。LiDARセンサー搭載のiPhoneとGNSSレシーバー取得の位置情報の組み合わせにより、アプリで対象をスキャンするだけで3次元データを取得できる。
さらに、トータルステーションとの連携で、トンネル内や屋内などの衛星電波が届かない場所でも高精度な測量を可能にした。起工測量などあらゆる工程で活用でき、作業コストは最大80%以上の削減となる。災害現場では復旧に必要な災害査定などを能率的に行うことができる。
専門知識は不要、一人で測量が可能
無料オプションの図化アプリ「OPTiM Geo Design」は、測量した3次元データの点群・座標を地図上に表示することで、平面・縦断線形、横断形状を作成できる。
九州地方整備局がインフラDXを推進する取り組みの一環として、「OPTiM Geo Scan」を災害対応などの研修や施行で利用しており、今後は、一般的な建設現場で3次元データを活用し、施工、設計時の図面作成の効率化を進め働き方改革へつなげる。
(画像はプレスリリースより)
オプティム プレスリリース
https://www.optim.co.jp/newsdetail/20221115-pressrelease-01▼ 会社概要
オプティムは、ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業を展開する企業。IoTプラットフォームサービス・リモートマネジメントやサポートサービスなどを手がけている。
社名:株式会社オプティム
代表取締役:菅谷 俊二
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