▼ ニュースのポイント
①ユビキタスAIが新しい画像・映像の匿名加工ソリューションの提供を開始。
②同ソリューションは個人情報を保護とAI解析利用を両立。
③顔認識を使用した同一人物のマッチング率は16%。
ドイツBrighter AIの「brighter Redact」
ユビキタスAIは11月18日、ドイツBrighter AIの画像・映像匿名加工ソリューション「brighter Redact(ブライターリダクト)」の提供を開始した。
自動運転などAI導入分野で重要となる画像認識ではモデル作成が必要となるが、学習に用いる画像には、人物やナンバープレートなどプライバシー侵害に関わるものがある。
そこで画像認識では、AI研究開発に活用できるよう、個人情報を保護しながら、AI解析に必要な情報を確保できる手法が求められている。
個人情報を保護しつつAI解析に必要な情報を確保
今回の匿名加工ソリューション「brighter Redact」は、このジレンマを解決したソフトウェアサービス。クラウド版とオンプレミス版にてサブスクリプション型で提供される。
同ソリューションでは、静止画や動画の個人が特定される部分だけをぼかす高精度匿名加工や、匿名加工しても基本情報が残る次世代匿名加工を施すことができる。
Brighter AIがMicrosoft Azureの顔認識を使用して同一人物のマッチングを検証したデータでは、マッチング率が16%まで下がったという。
これにより、収集したデータは個人情報が保護され、安全に、データ解析やAIを活用した開発に利用することができるとしている。
(画像はプレスリリースより)
ユビキタスAI ニュースリリース
https://www.ubiquitous-ai.com/news/2022/003523.html▼ 会社概要
ユビキタスAIは、通信ソフトウェアの開発・ライセンス提供を行う企業。
社名:株式会社ユビキタスAI
代表取締役:長谷川 聡
所在地:東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト17F
▼ 会社概要
Brighter AIは、匿名化ソフトウェアの開発を行う企業。
社名:Brighter AI Technologies GmbH
代表取締役:マリアン グレーザー
所在地:ドイツ