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東芝ESSと北海道電力がIoT・AI技術を活用した火力発電所の運用高度化を開始 設備の不具合・性能低下の早期検知へ

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東芝ESSと北海道電力がIoT・AI技術を活用した火力発電所の運用高度化を開始 設備の不具合・性能低下の早期検知へ

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▼ ニュースのポイント
①東芝ESSと北海道電力がIoT・AI技術による火力発電所の運用高度化の取り組みを開始。
②この取り組みにより、設備の不具合や性能低下を早い段階で検知できるようになる。
③これにより、発電支障の未然防止や効率的な運転が可能となる。

設備の不具合・性能低下の早期検知に向け発電所をDX
 東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)と北海道電力は11月7日、北海道電力・火力発電所の設備の不具合・性能低下を、IoT・AI技術で早期に検知する取り組みを開始したと発表した。

火力発電所


 これまで、設備の不具合や性能低下は、しきい値に基づくアラート判定や約2年に1回実施する性能試験などで検知していた。

 今回の取り組みでは、IoT・AI技術の活用で、設備の不具合や性能低下を早い段階で検知することが可能となる。

東芝ESSのプラント監視ソフトウェア「EtaPRO」を活用
 今回の取り組みは、北海道電力・火力発電所の石狩湾新港発電所1号機と苫東厚真発電所4号機を対象に、東芝ESSのプラント監視ソフトウェア「EtaPRO(エタプロ)」を活用して行われる。

 「EtaPRO(エタプロ)」では、IoT・AI技術で算出した期待値と現在の運転状態(実測値)を比較し、主要設備の不具合・性能低下の兆候を検知。また、IoT・AI技術により、微細な運転の変化をリアルタイムに捉えることもできる。

 これにより、発電支障の未然防止や効率的な運転につなげることが可能となる。また「EtaPRO(エタプロ)」の導入に当たっては東芝ESSのクラウド上にシステムを組み込むことで、システムの運用管理とメンテナンスの効率化を実現した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東芝エネルギーシステムズ ニュースリリース
https://www.global.toshiba/jp/


▼ 会社概要
東芝エネルギーシステムズは、エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売を行う企業。

社名:東芝エネルギーシステムズ株式会社
代表取締役:四柳端
所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34


▼ 会社概要
北海道電力は、北海道や首都圏で電力小売り事業や発電事業を行う電力会社。

社名:北海道電力株式会社
代表取締役:藤井裕
所在地:北海道札幌市中央区大通東1丁目2番地


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