▼ニュースのポイント
①アドバンスト・メディアの「AmiVoice」が、富士フイルムメディカルの「NEXUS」に搭載された。
②AmiVoiceは高速かつ高精度を誇るAI音声認識エンジン。
③今回、NEXUSにAI音声認識開発キットである「AmiVoice SDK」を搭載して、音声でNEXUSを操作することが可能になった。
AI音声認識エンジンを内視鏡情報管理システムに搭載
11月8日、アドバンスト・メディアは自社の「AmiVoice」が、富士フイルムメディカルの「NEXUS」に搭載されたことを発表した。
同社のAmiVoiceは高速かつ高精度を誇るAI音声認識エンジンであり、一般的な日本語だけでなく、専門用語にも強いため、医療業界やコンタクトセンターにおいて、数多く導入されている。
医師と患者の負担軽減につながる
NEXUSは富士フイルムメディカルが誇る、内視鏡情報管理システムだ。
内視鏡画像の保存から、専用レポートの作成だけでなく、使った内視鏡スコープの洗浄消毒履歴管理、同システムから電子カルテを通して病理オーダーも可能であり、必要な機能が搭載されている。
どのメーカーの内視鏡装置で撮影した画像でも高画質で保存することができ、マルチモダリティ対応製品として業界から注目を集めている。
今回、NEXUSにAI音声認識開発キットである「AmiVoice SDK」を搭載し、内視鏡操作を行いながら、音声操作で所見を記載したり、内視鏡情報管理システムの機能を呼び出したりすることが可能になった。
また、モニターに映った患者の画像保存も音声操作で行うことができる。
キーボードに手が触れることなく操作ができるようになるため、清潔な環境維持や操作時間の短縮ができることにより、医師と患者の負担軽減につながるとして期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
アドバンスト・メディア プレスリリース
https://www.advanced-media.co.jp/newsrelease/24336▼会社概要
音声認識技術「AmiVoice」を活用したソリューション事業、プロダクト事業、サービス事業を展開している企業。
会社名:株式会社アドバンスト・メディア
代表:鈴木 清幸
所在地:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 42階