▼ニュースのポイント
①トライエッティングは自社の「HRBEST」を、パーソルテンプスタッフが導入したことを発表した。
②パーソルテンプスタッフが請け負っている百貨店のレジ業務において、約50人の従業員のシフト作成を1人の社員が2~3日かけて行ってきた。
③シフト作成に使っていた時間をほかの業務に使うべく、HRBESの導入を決定した。
シフト作成にかかっている時間をほかの業務へ
11月10日、トライエッティングは自社が提供している「HRBEST」を、パーソルテンプスタッフが導入したことを発表した。
パーソルテンプスタッフは総合人材サービス企業であり、人材派遣やBPO、官公庁受託事業などを手掛けている。
この企業が運営しているBPO業務の中で、百貨店のレジ業務があり、約50人の従業員のシフトを1人の社員が作成している。勤務に関するさまざまな要望に応えながらシフトを作成するには、毎月かなりの時間が必要であった。
そのような状況を改善し、これまでシフト作成に費やしていた時間をほかの業務に充てるべく、複雑なシフトも一瞬で作成可能な、トライエッティングのHRBESTを導入するに至った。
業界のルールに沿ってシフト作成
企業における従業員のシフト作成は、時間がかかる業務として知られている。
世の中にはさまざまなシフト作成ツールが存在しているが、業界ならではのルールがあり完全に自動化できなかったり、すべての状況に対応することが困難で手作業で調整したりする必要があるケースもある。
HRBESTは「組み合わせ最適化」アルゴリズムを活用した、シフト自動作成ツールであり、あらゆる業界の事細かなルールを網羅している。シフトの希望はスマホで提出でき、従業員の雇用形態や希望に合わせて、AIが自動でシフトを作成する。
(画像はプレスリリースより)
トライエッティング プレスリリース
https://www.tryeting.jp/topics/7000/▼会社概要
名古屋大学発のAIベンチャー企業であり、サプライチェーン領域に特化した拡張知能技術の研究開発からライセンス販売事業を手掛けている。
会社名:株式会社トライエッティング
代表:長江祐樹
所在地:愛知県名古屋市中区葵1-20-22 セントラル名古屋葵ビル 4階