▼ ニュースのポイント
①アトピヨが京都府立医科大学と画像共有型アプリ「アトピヨ」を用いた共同研究をスタート。
②アプリの症状・画像・投稿・プロフィール情報を継続的にビックデータ解析。
③新しい悪化因子の検索と対策、アンメットニーズの収集で最適な治療を。
ビックデータ解析でアトピー性皮膚炎診療
アトピヨが京都府立医科大学大学院医学研究科医療レギュラトリーサイエンス学と共同で、アトピー患者向けアプリ「アトピヨ」のデータからアンメットメディカルニーズ収集を目的とした研究を始めたことを10月20日に発表している。
アトピーを持つユーザー対象の画像共有型アプリ「アトピヨ」を用いた調査で、収集したデータをAIや自然言語解析を行い分類・検討し、アトピー性皮膚炎診療における質の向上を目指す。
アトピーを見える化するアプリ
共同研究では、アプリに投稿された症状・画像・投稿・プロフィール情報を活用して画像AIと自然言語のデータ解析後、 複数のクラスターに分類する。
痒みの状態や投稿写真、コメント、生活習慣や疫学的要因などを継続的にビックデータ解析していき、薬物療法や外用療法、スキンケア以外の悪化因子検索と対策を明確にする。保険診療での個人に特化した診療とアトピー性皮膚炎の治療計画を探求する。
コミュニティで早期回復をサポート
「アトピヨ」は文字と画像を匿名で投稿するとアトピー特有の皮膚症状を記録・共有する。プライベートな画像には非公開機能が使え、マイページから治療経過を見ることも可能。
また、症状や部位・カテゴリーをキーワードなどで検索すると同じ症状や、治療・状態の経過を見ることもできる。アプリは、アトピーを発症して悩む人が症状を自分でコントロールし、情報交換により早期回復をサポートすることを目指している。
(画像はプレスリリースより)
アトピヨ プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000035958.html▼ 会社概要
アトピヨは、アトピー性皮膚炎分野におけるソフトウェアの開発や情報処理・情報提供サービス、調査・研究・製品開発・疾患啓発の支援を展開する。
社名:アトピヨ合同会社
代表取締役:赤穂 亮太郎
所在地:千葉県市川市市川南3-12 B-1009