▼ ニュースのポイント
① ベステラとクレーンレール測定ロボットの共同開発を完了
② ベステラがクレーンレール測定事業を開始
③ 左右レールでの3次元位置測定が可能に
相対的な位置情報の取得が可能に
イクシスが、ベステラとクレーンレール測定ロボットの共同開発が完了し、ベステラが新規事業を開始したと、10月17日に発表している。
主にプラント・工場設備において、重量物や部品運搬などに使用する天井クレーンの定期検査を効率的に行う同ロボットに関する同共同開発を実施・完了。ベステラが同ロボットを用いたシステムによるクレーンレール測定事業を開始した。
新たに開発された技術では、レーザー光をロボットが受信してスパン測定・レール勾配・左右レールの水平差など、3次元座標の測定を可能にする。これにより、左右レールでの3次元位置測定ができ、相対的な位置情報の取得を可能にした。
測定データの帳票出力専が可能なソフトウェアを開発
同ロボットには複数カメラも内蔵し、レール継目の食い違い・レール継目の隙間なども正確に発見することを可能にしたことで、レール測定以外の付加価値を生み出す。
また、測定データの帳票出力専が可能なソフトウェアも開発されており、レール測定後即座に可視化できるようにした。
(画像はプレスリリースより)
イクシス プレスリリース
https://www.ixs.co.jp/news/2722イクシスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000044685.html▼ 会社概要
イクシスは「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとして、社会・産業インフラ向けロボットや特殊環境対応型ロボットなどの開発・販売、取得データのAI解析サービスを提供。ロボットを利用したデータ取得・AI解析・3次元データ連携などにより、インフラ関連業界におけるDXの支援や、社会課題の解決に寄与している。
社名:株式会社イクシス
代表取締役 Co-CEO兼CTO:山崎 文敬
本社所在地:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC内