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沖電気工業らがAI画像処理速度60fps以上を可能にする技術を開発 AIモデル内の不必要な演算を削減し、高速化

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沖電気工業らがAI画像処理速度60fps以上を可能にする技術を開発 AIモデル内の不必要な演算を削減し、高速化

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▼ニュースのポイント
①沖電気工業は、OKIアイディエス、ミプソロジーと共に、AI画像処理速度60fps以上を可能にする技術を開発した。
②高度なAIモデルは、大規模で複雑な演算処理が必要であり、メモリー使用量や計算性能に制約があるエッジデバイスに搭載するためには、AIモデルの軽量化や論理回路設計などが必要であった。
③同社のAIモデル軽量化技術「PCAS」に、ミプソロジーのAI処理を高速化するプラットフォーム「Zebra」を連携することにより、AIモデル内の不必要な演算を削減し、高速化している。

高度なAIを搭載したアプリが短期間で提供可能に
 10月17日、沖電気工業は、OKIアイディエス、ミプソロジーと共に、AI画像処理速度60fps以上を可能にする技術を開発したことを発表した。

 この技術は、同社のAIモデル軽量化技術「PCAS」に、ミプソロジーのAI処理を高速化するプラットフォーム「Zebra」を連携することにより、AIモデル内の不必要な演算を削減し、高速化している。

 同技術をOKIアイディエスやミプソロジーのFPGA設計開発サービスに導入し、高度なAIを搭載したアプリを短期間で提供可能にする見通しだ。

AI画像処理速度


AI開発分野の課題をクリア
 AI開発の分野においては、処理のリアルタイム化や消費電力の低減が求められている。

 しかし、高度なAIモデルは、大規模で複雑な演算処理が必要であり、メモリー使用量や計算性能に制約があるエッジデバイスに搭載するためには、AIモデルの軽量化や論理回路設計などが必要であった。

 製造後に構成を設定できるFPGAは、演算処理の並列処理が可能で、大容量のデータを高速で処理できるのであるが、専門的な知識が必要なため、開発費用が高くなり、開発期間が長くなるなどの課題が存在している。

 今回、PCASとZebraを連携することによって、顧客から預かったAIプログラムをFPGAへ自動で実装することが可能になった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

沖電気工業 プレスリリース
https://www.oki.com/jp/press/2022/10/z22049.html


▼会社概要
ソリューションシステムやコンポーネント&プラットフォーム分野の製品製造から販売、システムの構築やソリューションの提供などを行っている企業。


会社名:沖電気工業株式会社
代表:森 孝廣
本社所在地:東京都港区虎ノ門1-7-12


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