▼ ニュースのポイント
①パーソルプロセス&テクノロジーが半導体基板部品の「AIトレーサビリティーサービス」を開始した。
②同サービスではAIで基盤部品の製造番号をデータベース化・一元管理し、トレーサビリティーを迅速化する。
③高度なAIエンジンで製造コードを読み取るためデータ取得工数も削減できる。
トレーサビリティーの迅速化へ
パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は10月14日より、電子機器の製造業向けに、半導体基板部品の「AIトレーサビリティーサービス」を開始した。
半導体が生活に不可欠となった今、製品流通後に事故が発生した場合は、基盤部品のトレーサビリティーが求められるようになっている。しかし多くの工場では、コストの問題などから、手作業や目視による追跡・特定を行っているため、多くの時間と工数を要しているという。
「工数」の大幅削減と省スペース化を実現
今回のサービスは、半導体の基板製造に必要な部品のリールに貼られた製造番号のバーコードをAIで読み取り、データベース化・一元管理し、迅速なトレーサビリティーを可能にするというもの。
従来はリールを保管し、トラブル発生時に対象のリールを目視で探していたが、同サービスにより、「探す」工程を大幅に削減し、空リールの保管場所も不要となる。
また、製品コードのデータ化においても、高度なAIエンジンにより1回の撮影で35個のバーコードを読み取ることができるため、データ取得の作業工数を削減できる。
今回のサービスは、150万円~/1工場で導入でき、機材設置後はすぐに使用することができるとしている。
(画像はプレスリリースより)
パーソルプロセス&テクノロジー ニュースリリース
https://www.persol-pt.co.jp/news/2022/10/14/6911/▼ 会社概要
パーソルプロセス&テクノロジーは、総合人材サービス・パーソルグループの企業。業務プロセスコンサルティングやシステム企画・開発などを行っている。
社名:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
代表取締役:横道 浩一
所在地:東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント7階