▼ ニュースのポイント
①UCDコンサルティングが粗大ごみ識別AI搭載チャット「エコチャット」をリリース。
②自治体の粗大ごみ受付システムとAPI連携、収集作業員のタブレットへ指示。
③回収場所はデジタルマップと連携、1日の運行履歴の確認も可能。
AIが画像から粗大ごみを判別、24時間対応
環境やシステム開発、起業支援など幅広いコンサルティング業務を手がけるUCDコンサルティングが、粗大ごみ識別AI搭載チャット「エコチャットカスタム」のリリースを開始したことを、10月13日に発表している。
「エコチャットカスタム」は、自治体向けの便利なチャットシステム「エコチャット」の進化版で、それぞれの自治体に寄り添ったシステムのカスタムを可能にした。
チャットボットが分別方法・処分手数料を回答
AI画像認識とチャットシステムを組み合わせて粗大ごみを判別する「エコチャット」は、エコロジーに特化したチャットシステム。写真を送信するだけでAIがごみの種別を瞬時に判別する。ディープラーニングにより、分別方法や処分手数料を自動で返答してくれる。
今回リリースした「エコチャットカスタム」は、自治体の粗大ごみ受付システムとAPI連携し、自治体へ粗大ごみの処理申し込みデータを送信するとオペレーターが写真から品目を確認。配車指示書が収集作業員のタブレットへ送られる。
配車指示書はデジタルマップと連携しており、地図上のピンが収集場所を表示するためスムーズな回収をサポートする。また、回収車両運行履歴確認システムとの連携により、マップ上での回収場所確認のほか1日の運行履歴の確認も可能となった。
DX化とペーパーレス化実現へ
同システムは、自治体ごとに粗大ごみとして扱う品目や手数料をカスタマイズでき、現在運用中のホームページへ組み込みできる。休日などの案内は担当者が自由に変更でき、問い合わせ内容は自動で記録保存・整理され業務負担の軽減が期待できる。
(画像はプレスリリースより)
UCDコンサルティング プレスリリース(@Press)
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UCDコンサルティングは、環境やシステム開発・販売、ITサポート、日本文化・伝統などに関するコンサルティング業務を展開する企業。SDGsに取り組み「サステナブルな社会」の実現を目指している。
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