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近鉄不動産らがAIを使った1週間先のトマトの収穫量予測を実施 収穫量の予測誤差をなくし出荷時の欠品・廃棄ロス回避へ

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近鉄不動産らがAIを使った1週間先のトマトの収穫量予測を実施 収穫量の予測誤差をなくし出荷時の欠品・廃棄ロス回避へ

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▼ ニュースのポイント
①近鉄不動産、NTT東日本、NTTアグリテクノロジーが「1週間先のトマト収穫量予測」の実証実験を実施。
②実証では、トマトを動画撮影してAIで解析する。
③実証により、トマトの出荷量の最適化や、生産現場での効率的な人員配置を目指す。

収穫可能なトマトをAIで可視化
 近鉄不動産、NTT東日本、NTTアグリテクノロジーは10月5日、「近鉄ふぁーむ 花吉野」にて、1週間先のトマト収穫量を予測する実証実験を実施すると発表した。

トマト


 「近鉄ふぁーむ 花吉野」は近鉄不動産が運営する完全人工型植物工場と農業用ハウス。

 今回、同ふぁーむでは10月6日~2023年3月31日、「ハウス全体の1週間先のトマト収穫量予測」の実証実験を実施する。

 実証では、画像で判別しにくいトマトの果実数、色づき、葉の状態を動画撮影してAIで解析し、解析結果と環境要因とを組み合わせた収穫量の予測で、収穫可能なトマトの可視化を行う。

 これにより、取引先に対するトマトの出荷量の最適化や、生産現場での効率的な人員配置を目指すとしている。

1週間先のトマト出荷量が必要
 同ふぁーむでは糖度の高いトマトを生産し、トマトの取引先では、トマト出荷の1週間前に出荷量の通知を求めているため、栽培責任者がトマトの熟度状態からハウス全体の収穫量を予測している。

 だが、予測収穫量は栽培責任者の経験や環境要因によって異なるため、予測誤差により、取引先で欠品や廃棄ロスが生じる恐れがあったという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

近鉄不動産ニュースリリース
https://www.kintetsu-re.co.jp/


▼ 会社概要
近鉄不動産は住まい事業、資産活用事業、都市事業、農業ビジネスなどを行う近鉄グループの中核企業。

社名:近鉄不動産株式会社
代表取締役:倉橋 孝壽
所在地:大阪市天王寺区上本町6-5-13 上本町新歌舞伎座ビル(上本町YUFURA)


▼ 会社概要
NTT東日本は大手電気通信事業者。

社名:東日本電信電話株式会社
代表取締役:澁谷直樹
所在地:東京都新宿区西新宿三丁目19番2号


▼ 会社概要
NTTアグリテクノロジーは、IoTやAIを使った次世代施設園芸関連ソリューションなどを提供している。

社名:株式会社NTTアグリテクノロジー
代表取締役:酒井 大雅
所在地:東京都新宿区西新宿3-19-2(NTT東日本本社ビル社屋内)


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