▼ ニュースのポイント
①ベネッセが小学6年生向けにVRゴーグルを使った新しい学習法をスタート。
②学習意欲が低下した子どもたちのやる気向上には「わかるようになった」という経験が大切。
③VRを使うことで、より理解でき、子どもたちに学ぶ楽しさを届けることができる。
VRゴーグルでより理解しやすく
ベネッセコーポレーションは10月4日、小学6年生向け「進研ゼミ中学準備講座」より、VRゴーグルを使った新しい学習法「ハイリコム学習」を開始すると発表した。
長引くコロナ禍による学習習慣の乱れで、学習意欲が低下した子どもたちが多くいる。東京大学とベネッセの調査では、このような子どもたちのやる気を向上させるには、子どもたちに「わかるようになった」という経験をさせることが大切としている。
そこで進研ゼミでは、「VR studyゴーグル」を小・中学生の学習用に独自開発し、これを使って学習する「ハイリコム学習」をスタートすることとした。
VRを用いることで、例えば「月の見え方」など、平面図だけではイメージしにくいものも、宇宙からの俯瞰の視点を体感し理解できるようになる。これによって、子どもたちに学ぶ楽しさやわかる楽しさを届けることができるとしている。
「ハイリコム学習」の概要
「ハイリコム学習」は、学習内容が大きく変化する中学進学へのタイミングに役立てるため、小学6年生向けの「進研ゼミ中学準備講座」から開始し、随時対象学年を拡大。
VRコンテンツの配信開始は12月25日を予定し、受講費内で「VR studyゴーグル」とアプリを提供。内容は、英語・理科の学習から開始し、順次単元を拡大する。
(画像はプレスリリースより)
ベネッセホールディングス ニュースリリース
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