▼ニュースのポイント
①スクリエは「酸蝕症歯科健診AI」で基本特許技術を取得した。
②このソリューションは、AIが労働者の口腔画像を解析し、発見した酸蝕症が、職場が原因で発生したか否かを検出する技術。
③歯科医師が診察するよりも効率的に酸蝕症を検出できるようになる。
HAKKENに活用し、サービスを強化していく見通し
10月4日、スクリエは「酸蝕症歯科健診AI」で基本特許技術を取得したことを発表した。
このソリューションは、AIが労働者の口腔画像を解析し、発見した酸蝕症が、職場が原因で発生したか否かを検出する技術だ。
この技術を活用することにより、歯科医師が診察するよりも効率的に酸蝕症を検出できるようになる。
また、過去の口腔内画像と比較することもでき、酸蝕症の状態や進行度の検出も可能に。
同社はオンライン歯科健診サービス「HAKKEN」を提供しており、今回の発明をHAKKENに活用することで、サービスを強化していく見通しだ。
効率よく酸蝕症を検出するために
化学物質などを扱う職場では、職場環境によって労働者の歯が酸によって溶ける酸蝕症になるケースがある。
そのような職場においては、歯科特殊健診が義務付けられており、労働者の酸蝕症が職場に起因するものであるかの診断を行わなければならない。
現状では、歯科医師が労働者一人ひとりを診察して、酸蝕症の診断を行うため、効率が悪いという課題が存在する。
そこで同社は、労働者の口腔画像をAIが解析する酸蝕症歯科健診AIを開発。
この技術により、効率よく酸蝕症の検出が可能になった。
(画像はプレスリリースより)
スクリエ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
独自の特許を活かし、口腔領域のDXを推進する企業。
会社名:株式会社スクリエ
代表:岡本孝博
所在地:京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟