▼ニュースのポイント
①WDSは「クチナカ検温」をリリースする。
②多くのサーマルカメラにおいて採用されている、額の表面温度を測定する検温方式とは違い、口腔内において最も高い部分の表面温度を測定する。
③クチナカ検温は、外部環境や、検温状況に左右されることない検温を実現した。
これまでにない、新しい検温方式
10月4日、WDSは「クチナカ検温」をリリースすることを発表した。同ソリューションはこれまでにない、新しい検温方式である。
多くのサーマルカメラにおいて採用されている、額の表面温度を測定する検温方式とは違い、口腔内において最も高い部分の表面温度を測定。そのため、腋窩体温により近い検温結果を得ることができるのである。
サーマルカメラの課題を解決
サーマルカメラは皮膚の表面温度を測定するものであり、体温を測定できるわけではない。そのため、運動直後は体温とともに皮膚温度が上昇し、汗をかくと皮膚温度が低下する。
また、サーマルカメラの使用温度環境は10~35度であるため、この温度域以外の気温で使用すると、動作しなかったり、正しい測定結果が得られなかったりする。
このような課題を解決すべく、同社はクチナカ検温を開発した。外部環境や、検温状況に左右されることない検温を実現したのである。
同社はこれまでに、エッジAI顔認証「EG-Keeper」をリリースしている。EG-Keeperはマスクをしたまま、顔認証や体表面温度検知を行うことができるソリューションであるが、既存のEG-Keeperでもファームウェアを最新バージョンにアップデートすれば、クチナカ検温の利用が可能になる。
(画像はプレスリリースより)

WDS プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
エッジAIミニ顔認証カメラ「Eeyeカメラ」や顔認証タブレット「EG-Keeper」などの開発から販売までを手掛ける企業。
会社名:株式会社WDS
代表:山田浩之
所在地:東京都荒川区西日暮里2-22-1ステーションプラザタワー504号