▼ ニュースのポイント
①ネクストシステムが姿勢推定AIエンジン「VisionPose」の技術をAIカメラ搭載用に製品化。
② WEBブラウザで骨格情報をリアルタイムに表示。
③費用削減・省スペースでの導入が可能、研究・開発に活用。
姿勢推定AIを活用、簡単に開発・システム組込みを
AIとXRを融合した開発を行うネクストシステムは、i-PRO製AIカメラの機能拡張ソフトウェアとして「VP骨格検出アプリケーション」を製品化し、10月から販売を開始したと、10月6日に発表している。
同アプリケーションは、カメラ一つでカメラ映像に加え骨格情報の検出と出力が可能になり、姿勢推定を利用したアプリケーションの試作開発やシステムへの組み込みを簡単にした。
人物の骨格の動きをリアルタイムで確認
VP骨格検出アプリケーションは、カメラ画像を使い複数人の骨格を検出する高精度な姿勢推定AIエンジン「VisionPose」の技術を、i-PRO製AIカメラへ搭載可能にした。
カメラの映像の骨格情報はWEBブラウザでの確認や、WebSocketインターフェースでリアルタイムに出力できる。骨格の動きを色付きで表示する機能が搭載され17のキーポイントで測定する。
行動検知・作業分析に活用
また、付属のWebSocketクライアントとして動作するPythonのサンプルプログラムを使い、骨格情報をJSON・CSV形式でファイルに書き出して記録データを分析・利用することもできる。AIカメラを利用した行動検知・作業分析など、アプリケーションやシステムの開発にもつながる。
VP骨格検出アプリケーションは、カメラ上のプロセッサーでAI処理をしているのでPCなどは必要なく、省スペースでコストを抑えて設置できる。ネクストシステムは、今後も「VisionPose」の開発を進め社会に貢献していく。
(画像はプレスリリースより)
プレスリリース
https://www.next-system.com/topics/release/post=27298▼ 会社概要
ネクストシステムは、姿勢推定AIエンジン「VisionPose」の開発・販売のほか、AIを活用した行動解析、エルゴノミクスシステムの研究開発やXR(AR・VR・MR)といった最先端システムの研究開発を手がける企業。
社名:株式会社ネクストシステム
代表取締役:藤田 義生
所在地: 福岡市南区井尻3丁目12番33号