▼ ニュースのポイント
①クラッソーネが横浜市と空き家問題に係る連携協定を締結。
②横浜市にAIを活用した「横浜市版 すまいの終活ナビ」を提供。
③「横浜市版 すまいの終活ナビ」では、横浜市物件の「解体費用」と「土地売却価格の概算額」を無料で提示する。
空き家解体の検討を後押し
解体工事一括見積もりサービスを運営するクラッソーネは9月30日、横浜市と連携協定を締結し、同社のAI「すまいの終活ナビ」を活用した空き家除却促進の取り組みを開始すると発表した。
空き家対策が全国的な課題となっている。横浜市でも、総合的な空き家対策に取り組んでいるが、所有者が遠方に居住している、または高齢であるなどの理由で、解体の具体的な検討が先送りされるケースがあるという。
そこで横浜市では、管理不全な空き家の解消を目指してクラッソーネと連携協定を締結。クラッソーネの「横浜市版 すまいの終活ナビ」を横浜市ホームページなどを通じて空き家所有者に紹介し、空き家解体の検討を後押しすることとした。
「解体費用」と「土地の売却価格概算額」を提示
「すまいの終活ナビ」は、クラッソーネが国土交通省の「空き家対策モデル事業」の採択を受けて開発している。
「横浜市版 すまいの終活ナビ」では、スマートフォンなどで土地建物の面積、最寄り駅、接道幅などを入力すると、「解体費用」と解体後の「土地の売却価格の概算額」が無料で提示される。
費用や概算額は、横浜市の解体相場や市場価格などを反映したもので、横浜市の補助金制度情報も確認できるという。また、具体的な見積金額を希望する場合は、クラッソーネが解体工事会社を紹介するとしている。
(画像はプレスリリースより)
クラッソーネ ニュースリリース
https://www.crassone.co.jp/news/release64/▼ 会社概要
クラッソーネは、全国約1,600社の専門工事会社と施主をマッチングする解体工事一括見積もりWEBサービス「クラッソーネ」を運営している。
社名:株式会社クラッソーネ
代表取締役:川口 哲平
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅5丁目7番30号 名駅東ビル4F