▼ ニュースのポイント
①バカンがバス置き去り防止支援サービス「VACAN PatoKids(β版)」を開発。
②車内を人の目とAIやカメラで確認、テクノロジーで安全をサポート。
③組織全体で事故を未然に防ぐ機能、タブレットとQRコードを設置するだけ。
テクノロジーで子どもの安全をサポート
AI・IoTを活用し混雑や空き情報の取得・解析による多様な機能を提供するバカンが、バス置き去り防止支援サービス「VACAN PatoKids(β版)」を開発したことを、9月16日に発表している。
同サービスは、幼稚園などの施設の実態に寄り添い子どもの安全を守るため、空間の満空状況を検知・配信するバカンの技術を活用して開発。実証実験・機能のアップデートを行いながら使いやすいサービスを目指す。
AIと人の目でダブルチェック
PatoKidsは、車内に設置したタブレットとAIの画像解析を組み合わせ、人の注意力に依存せず置き去りを未然に防止するサービス。バス前方にタブレットを取り付け後方にQRコードを置くだけで、複雑な配線やセンサーの設置は必要ない。
スクールバスのエンジン稼働を検知し、エンジンが止まるとアラームが鳴る。運転手がスマホで後部のQRコードを読み込むとアラートは停止する。その後もAIが車内の人物検知を行い人の存在を検知するとSMSに通知する。
第三者も確認するプロセスを実現
車内の画像はドライバーのほか園内の管理者なども遠隔地から状況を確認することができ、組織全体で事故防止に取り組む体制を実現する。
PatoKidsには、映像を取り込んで人物を検知する「AIS」や、トイレの混雑状況を可視化する「Throne」などの根幹となる独自プラットフォーム「vCore」を使い、検知・解析・配信している。
(画像はプレスリリースより)
バカン プレスリリース
https://corp.vacan.com/news/patokids_vacan.html▼ 会社概要
バカンは、AI・IoT技術を活用し産業のDXを推進する企業。空港や商業施設、トイレなどで混雑状況を収集・解析し、可視化や情報を配信するサービスを提供している。
社名:株式会社バカン
代表取締役:河野 剛進
所在地:東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル2階