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アイリスの「nodoca」を使ったインフルエンザウイルス感染症の診断が公的保険適用に 12月1日から適用スタート

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アイリスの「nodoca」を使ったインフルエンザウイルス感染症の診断が公的保険適用に 12月1日から適用スタート

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▼ニュースのポイント
①アイリスは自社が開発した「nodoca」でインフルエンザウイルス感染症の診断を行った際、12月1日から公的保険適用が開始されることを発表した。
②今回のように、AI医療機器を活用した診断が、公的保険で新機能・新技術に入ることは、日本で初めての事例。
③口腔内を撮影するのに適したカメラも、自社内で独自に開発している。

12月1日から公的保険適用に
 9月14日、アイリスは自社が開発した「nodoca」でインフルエンザウイルス感染症の診断を行った際、12月1日から公的保険適用が開始されることを発表した。

 nodocaはAIを搭載した、咽頭内視鏡システムである。

 今回のように、AI医療機器を活用した診断が、公的保険で新機能・新技術に入ることは、日本で初めての事例だ。

 同システムは、今冬に販売開始する見通しとなっている。

nodoca


喉の濾胞で診断
 インフルエンザウイルス感染症は、発熱や頭痛、筋肉痛、倦怠感、上気道症状などが主症状の気道感染症だ。

 発症後、1週間程度で症状が軽快することが多いのであるが、中には入院治療が必要になるケースもあり、場合によっては死に至る可能性があるため、注意が必要な感染症である。

 インフルエンザウイルスに感染すると、咽頭後壁にイクラのような濾胞が出現すると言われている。

 濾胞は喉の粘膜にできる腫物を指し、元気な時でも濾胞が見える人もあり、風邪でも濾胞は出現する。

 しかし、日本人医師の宮本昭彦氏は自身の論文において、濾胞の大きさ、ツヤやテカリ、色からインフルエンザウイルス感染症を判断できると発表。

 そこで同社は、ディープラーニングを活用し、インフルエンザウイルス感染症に罹患した患者の喉画像をAIに学習させ、同感染症の診断ができるnodocaを開発した。

 口腔内を撮影するのに適したカメラも、自社内で独自に開発している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

アイリス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp


▼会社概要
人工知能を活用した感染症診断用AI医療機器の開発 、咽頭撮影に特化した専用カメラの開発などを手掛ける企業。


会社名:アイリス株式会社
代表:沖山 翔
所在地:東京都千代田区有楽町1丁目10番1号 有楽町ビル 11階

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