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静岡大学がメロンの網目品質を認識できる等級判定AIの研究開発に成功 熟練生産者の等級判定を約82%再現

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静岡大学がメロンの網目品質を認識できる等級判定AIの研究開発に成功 熟練生産者の等級判定を約82%再現

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▼ ニュースのポイント
①静岡大学と大和コンピューターが共同研究にて、温室メロンの網目等級判定AIを開発。
②同AIでは、熟練生産者の等級判定を約82%再現。
③不良部位の可視化や、等級ごとの類似度のレーダーチャート表示も可能。

編み目品質判定の効率化と一貫性保持へ
 静岡大学は9月20日、大和コンピューターとの共同研究で、温室メロンの網目品質を認識できる等級判定AIの研究開発に成功したと発表した。

メロン


 贈答用の高級果実として知られる温室メロンの品質は、大きさや糖度だけでなく、果実の形状、編み目の色合い、編み目形状の均一さなどの外観品質も求められる。

 このような外観品質の判断は、熟練生産者が目視で行っているが、判定作業に時間を要することや、生産者ごとの判断基準のバラツキが課題となっている。

メロンの編み目品質を定量化
 そこで両者は、メロンの360度全周が写った画像から、Activation Mapと深層距離学習を用いてメロンの編み目品質を定量化し、熟練生産者の等級判定を約82%再現できる等級判定AIを開発した。

 今回の技術を用いることで、等級判定の根拠となる不良部位の可視化や、等級ごとの類似度のレーダーチャート表示が可能となる。基礎実験では、熟練生産者の見立ても約98%となり、妥当であるとの結果を得たという。

 今後は、今回の等級判定AIを活用し、一貫性のある等級判定と出荷作業の効率化を行うことで、生産者の負担軽減などに貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

静岡大学プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000096787.html


▼ 法人概要
静岡大学は創設140年の歴史と伝統を有する国立大学。

法人名:国立大学法人静岡大学
学長:日詰 一幸
所在地:静岡キャンパス:静岡県静岡市駿河区大谷836 
   

▼ 会社概要
大和コンピューターは、ソフトウェア開発関連事業やサービスインテグレーション関連事業を展開し、農業のICT化にも取り組んでいる。

社名:株式会社大和コンピューター
代表取締役:中村 憲司
所在地:大阪府高槻市若松町36-18


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