▼ニュースのポイント
①日本テクトシステムズは、NTTコミュニケーションズが提供している「脳の健康チェックフリーダイヤル」に、「ONSEI」のAPI提供を開始した。
②ONSEIは、声で判定する認知機能チェックツール。
③NTTコミュニケーションズの脳の健康チェックフリーダイヤルは、ONSEIのAPI連携により、20秒程度の発話から、認知機能の変化をAIが測定してくれるサービス。
「ONSEI」のAPI提供を開始
9月21日、日本テクトシステムズは、NTTコミュニケーションズが提供している「脳の健康チェックフリーダイヤル」に、「ONSEI」のAPI提供を開始した。
超高齢化社会に突入している、現代日本。
なんと、2025年には、国民の17人に1人が認知症になるという予測も。
日本テクトシステムズはITやAIを活用し、認知症領域における社会課題の解決を目指しており、認知機能みまもりAI「ONSEI」を提供している。
声で認知機能をチェック
ONSEIは、声で判定する認知機能チェックツールだ。
音声から音声特徴量をピックアップし、AIを活用して解析することにより、認知機能の変化をチェックする。
スマートフォンやタブレットなどの端末を使い、インターネット環境があればどこでも使えるところが大きなポイントだろう。
正分類率は93%を誇っており、この正分類率には判定の難しい「軽度」の認知機能の変化も含んでいる。
NTTコミュニケーションズのコンセプトに共感
今回、同社はNTTコミュニケーションズが掲げる「認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会へ」というコンセプトに共感し、ONSEIの提供に至った。
NTTコミュニケーションズの脳の健康チェックフリーダイヤルは、ONSEIのAPI連携により、20秒程度の発話から、認知機能の変化をAIが測定してくれるサービスだ。
このサービスは、世界アルツハイマーデーの2022年9月21日から、無償トライアルがスタートする。
(画像は日本テクトシステムズのホームページより)
日本テクトシステムズ プレスリリース
https://systems.nippontect.co.jp/220921-2/▼会社概要
医療機器開発を通じて高齢者医療や認知症医療の発展に貢献する企業。
会社名:日本テクトシステムズ株式会社
代表:増岡 厳
所在地:東京都港区芝大門1-10-18 PMO芝大門 8階