▼ ニュースのポイント
①NTTアドバンステクノロジがAWSのセキュリティ設定診断サービスを開始。
②同サービスではCISベンチマークに従って設定をチェックし、対策方法を報告書にまとめて提出。
③結果報告から3カ月間は顧客の問い合わせに対応する。
クラウド環境のセキュリティインシデントが増加
NTTアドバンステクノロジは9月8日、AWS(Amazon Web Services)環境のセキュリティ設定を診断する「クラウドセキュリティ設定診断サービス」の提供を開始した。
同サービスは、AWS各サービスについて不適切なセキュリティ設定がされていないかをチェックし、対策方法をわかりやすく報告書にまとめて提出するというもの。
AWSは2021年7月時点でクラウドサービスのシェア約40%を占め、クラウド利用者の増加によるセキュリティインシデントが増加している。また昨今は、クラウド環境をインターネットに公開する際の不適切な設定により、情報漏洩などのセキュリティインシデント事例も増えているという。
しかし、AWSクラウド環境のセキュリティ設定は「責任共有モデル」に基づき利用者の責任となるため、同社では、今回の「クラウドセキュリティ設定診断サービス」を提供することとした。
セキュリティ設定の全チェック項目を確認
同サービスではCISベンチマークに従い、専門技術者が、AWS環境内部からAWSのセキュリティ設定の全チェック項目を網羅的に確認。
CISベンチマークに適合しなかった項目は、設定の改善方法を具体的に明示し、対策しやすいよう案内するという。また、診断結果報告から3カ月間は、顧客の問い合わせに対応し、対策実施の際の不安を解消するとしている。
(画像はプレスリリースより)
NTTアドバンステクノロジ ニュースリリース
https://www.ntt-at.co.jp/▼ 会社概要
NTTアドバンステクノロジは、トータルソリューション事業、セキュリティ事業、クラウド・IoT事業などを展開している。
社名:エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
代表取締役:伊東 匡
所在地:東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー