▼ ニュースのポイント
①ライカジオシステムズが地中探査システム「Stream DP」、データをAI解析するクラウドサービス「AiMAP」の販売開始。
②地中の配管図や全体像を3Dで表示・作成。
③深度2.5から4m程度までの探査が可能、解析作業の効率化を実現。
地中の空洞・配管位置などを解析
航空宇宙や建設、製造などさまざまな業界にソリューションを提供するライカジオシステムズが、地中レーダーシステム「Stream DP」と、そのデータをAI解析するクラウドサービス「AiMAP」の販売を、9月7日から開始したことを同日発表している。
同サービスの活用により、地中の深いエリアまでの探査が可能となり、埋設管や空洞などのデータを可視化する。
地中を高密度にスキャン
Stream DPは、特許技術EsTテクノロジーを搭載した3D地中探査システム。一方向にスキャンするだけで配管の横断・縦断を捉え空洞探査も行う。取得したデータは、配管ポイントを挿入した波形図と、トモグラフィの水平断層図と結合して3D配管図も簡単に作成できる。
EsTテクノロジーが高速サンプリングで信号を受信し、微弱信号も均等化。二重偏波30chのアレイアンテナを採用し、これまでノイズで捉えられなかった深度2.5から4m程度までの探査を可能にした。
埋設管データをAIが解析
AiMAPは、AIを活用した地中レーダーのデータを解析するSaaSソリューション。探査エリア全容を3Dで捉えて埋設管データを作成するため、解析作業の効率化を実現した。
(画像はプレスリリースより)
ライカジオシステムズ プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000006745.html▼ 会社概要
ライカジオシステムズは、空間情報の取得・分析・提示をサポートする計測・測量ソリューションを提供する企業。
社名:ライカジオシステムズ株式会社
代表取締役:日比 孝典
所在地:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル18F