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FCNTとArithmerが中小製造業も手軽に導入できる「簡易型AI検品システム」を開発 中小製造業のDX推進へ

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FCNTとArithmerが中小製造業も手軽に導入できる「簡易型AI検品システム」を開発 中小製造業のDX推進へ

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▼ ニュースのポイント
①FCNTとArithmerが「簡易型AI検品システム」を開発。
②同システムは、FCNTの「エッジAIカメラ」と、パソコンにインストールした「ArithCheck」とを無線通信で連携したもの。
③AIモデルを自作・利活用できるため、中小製造業も手軽に画像認識AI検品システムを導入できる。

中小製造業の検査・検品を自動化・省人化
 FCNTは9月7日、Arithmerとの協業により、中小製造業も手軽に画像認識AI検品システムを導入できる「簡易型AI検品システム」を開発したと発表した。

 同社はこのシステムを、検査・検品システムの導入に遅れをとる中小製造業を中心に、2022年内に提供するとしている。

FCNT


「エッジAIカメラ」と「ArithCheck」を連携
 今回のシステムは、FCNTの「エッジAIカメラ」と、パソコンにインストールしたArithmerの「ArithCheck」とを無線通信で連携したもの。

 FCNTの「エッジAIカメラ」は放熱構造を備えたカメラで、5G、ローカル5G、WiFiなどの無線通信に対応し、過酷な環境下の製造現場においても長時間、安定稼働する。

 また、「ArithCheck」は、ユーザー自らが簡単・短時間でAIモデルを生成でき、良品・不良品の判定ができる検品パッケージ。

 このため今回のシステムでは、ユーザーはFCNTの「エッジAIカメラ」と、良品・不良品の学習用サンプルを準備するだけという。
 
 複雑な設定も不要で、自らAIモデルを生成できることから、追加費用などが発生せず、低コストで導入・運用できる。また、ワイヤレスのため、検品場所を自由に設置することもできる。

 これにより、同システムを導入することで、中小製造業も検査・検品の自動化・省人化を実現できるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

FCNTプレスリリース
https://www.fcnt.com/news/20220907.html


▼ 会社概要
FCNTは、携帯端末、情報処理、SNSに関する商品・サービス、システムの研究・開発、製造などを行っている。2021年4月に、富士通モバイルフォン事業本部を母体とする「富士通コネクテッドテクノロジーズ」から現社名に変更した。

社名:FCNT株式会社
代表取締役:田中 典尚
所在地:神奈川県大和市中央林間7-10-1 三機大和ビル


▼ 会社概要
Arithmerは数学で社会課題の解決を目指している。代表の大田佳宏氏は数理科学博士。

社名:Arithmer 株式会社
代表取締役:大田佳宏
所在地:東京都文京区本郷一丁目24番1号 ONEST本郷スクエア3階


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