▼ニュースのポイント
①キヤノンは今月中旬に「Vision Edition 2」を発売する。
②同社はこれまで「Vision Edition」をリリースし、点検業務や検査業務の効率化や省人化に寄与してきた。
③新ソリューションでは、これまで以上に高精度な画像解析が可能になった。
新ソリューションが登場
9月6日、キヤノンは今月中旬に「Vision Edition 2」を発売することを発表した。
近年、物流倉庫や工場などでは、労働力不足や人件費の高騰が叫ばれている。
そのような問題を解決すべく、AIやIoTを活用して、さまざまな工程を自動化する動きが急速に進んでいる。
そんな中、同社は「Vision Edition」をリリースし、欠品検査や外観検査などの画像検査や、メーターやバーコードの読み取りなどに画像解析結果を活用し、点検業務や検査業務の効率化や省人化に寄与してきた。
今回は、Vision Edition 2をリリースし、これまで以上に幅広い現場のDX推進に貢献する。
現場のDXを加速できるソリューション
Vision Edition 2は、ディープラーニングにより文字認識を強化し、パターンマッチング精度を高めることによって、これまで以上に高精度な画像解析が可能になる。
また、キヤノンITソリューションズが提供するAI検査プラットフォームを同ソリューション内で使うことができるため、従来通りのルールベース方式の画像処理だけでなく、AI画像処理を組み合わせた画像検査もできる。
USB3 Vision規格の産業用カメラ、UVC規格のウェブカメラ、キヤノン製やアクシス製のネットワークカメラなど、さまざまなカメラと接続可能なところも大きなポイントだろう。
種々のカメラから、環境や用途に合わせて、適したカメラを採用することができる。
(画像はプレスリリースより)
キヤノン プレスリリース
https://canon.jp▼会社概要
プリンティング事業、インダストリアル事業、メディカル事業、イメージング事業などを手掛ける企業。
会社名:キヤノン株式会社
代表:御手洗 冨士夫
本社所在地:東京都大田区下丸子3丁目30番2号