▼ ニュースのポイント
①LeadXが中小部品メーカー向け見積支援システム「匠フォース」を正式リリースした。
②同システムは、見積業務の「脱・属人化」「脱・どんぶり勘定」を実現。
③科学的なアプローチで持続的な黒字経営を支援する。
科学的なアプローチで持続的な黒字経営へ
東大発ベンチャーのLeadXは9月6日、中小部品メーカー向け見積支援システム「匠フォース」を正式リリースした。
多品種少量生産を行う中小部品メーカーにとって見積業務は負荷の高いルーティン業務だ。だが、金額算出は、一部の限られた人材の経験と勘に頼った「属人化」状態の「どんぶり勘定」になっていることが多い。
このため、赤字案件に陥るケースもあり、経営体力に乏しいメーカーの経営課題となっていた。さらに昨今は、世界的に原材料費が高騰しているため、より広範な情報に基づく科学的なアプローチからの見積が求められている。
「脱・属人化」「脱・どんぶり勘定」を実現
今回の「匠フォース」は、このような部品メーカーの見積業務における「属人化」や「どんぶり勘定」からの脱却を実現し、持続的な黒字経営を支援するシステム。
誰でも迅速かつ適切な値決めができ、業務効率化や赤字案件の撲滅、技術継承の推進などにより、月間数十万円以上の利益改善効果を期待できるという。
「匠フォース」の主な機能は、案件管理機能、図面管理機能、見積計算アシスト機能、見積書発行機能、AI類似図面検索/リピート案件判定機能。また、さまざまな値決めロジックに対応できるよう柔軟なカスタマイズ機能も実装されている。
同システムは現在、特許出願中。利用料金はサブスクリプション型で、初期費用は無料(期間限定)。
(画像はプレスリリースより)
LeadXプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000057137.html▼ 会社概要
LeadXは、持続可能な誇れるモノづくりを目指す東大発ベンチャー。日本のモノづくり産業が世界で飛躍できるよう尽力している。
社名:株式会社LeadX
代表取締役:前田将太
所在地:東京都文京区本郷4-1-7 第二近江屋ビル402