▼ ニュースのポイント
①三井物産セキュアディレクションがSaaS型サービス「CAAV」の提供を開始した。
②同サービスでは、Webサイトの把握・管理と攻撃者から見える脆弱性の可視化を行う。
③エージェントレスで継続的なセキュリティチェックが可能。
手軽にWebサイトの脆弱性を管理
三井物産セキュアディレクションは8月24日より、Webサイトの把握・管理と、攻撃者から見える脆弱性の可視化を継続的に行えるSaaS型サービス「CAAV」を月額課金にて提供開始した。
企業は規模が大きくなるほど保有するWebサイトの数も多くなり、サイトの全容を把握することが難しくなっている。
特に一時的に利用したキャンペーンやプロモーションのサイトなどはクローズされないまま放置されることがあり、脆弱性のあるソフトウェアを狙ったサイバー攻撃を受けるケースがある。また、管理下にあるWebサイトでも、人の手で全てを調査・対応することは困難といえる。
継続的にセキュリティチェック
今回のサービスは、自社や関連会社が管理すべきWebサイトを自動で発見し、そのサイトの確認・管理、担当者との紐づけ、脆弱性対応管理などをダッシュボード上で完結できるというもの。
同社独自のAIエンジンにより、正常アクセスでの高度なセキュリティチェックを毎日実施し、事前調整やサーバーの設定変更、不測の事態用に担当者が待機する必要もないという。
これにより、不適切な公開ファイルや、優先的に対応すべきサイト、Attack Surfaceなどを把握することが可能となる。また、Webサイトの脆弱性診断などWebサイトを保護する施策の検討材料として利用することもできる。
(画像はプレスリリースより)
三井物産セキュアディレクション・プレスリリース
https://www.mbsd.jp/news/20220824/news/▼ 会社概要
三井物産セキュアディレクションは、日本有数の高度セキュリティ技術人材が在籍するサイバーセキュリティの専門会社。
社名:三井物産セキュアディレクション株式会社
代表取締役:鈴木 大山
所在地:東京都中央区日本橋人形町一丁目14番8号 郵船水天宮前ビル 6階