大日本印刷が「DNP AI審査サービス」に新機能追加　多様化する業界の校正・校閲・審査業務のDXを支援

▼ ニュースのポイント
①大日本印刷が「DNP AI審査サービス」にニーズの高い機能を追加。
②日本語の誤用などや表組みの校正・校閲をチェック、多言語に対応。
③多様な業界に対応、校正・校閲・審査業務のDXを推進。

　大日本印刷は、6月22日、校正・校閲・審査業務を効率化するDX支援ツール「DNP AI審査サービス（校正・回覧業務）」に新たに3つの機能を追加し、同日から提供を開始したことを発表している。

　同サービスに「日本語の誤用などのチェック」「表組みの校正・校閲チェック」「多言語対応」が実装され、より多くの業界への提供が可能となった。



　「DNP AI審査サービス」は、広告販促物やマニュアル・教材・製品パッケージ・契約書・申請書類など、さまざまな印刷物の校正・校閲・審査作業の業務効率化をサポートする。

　日本語の表記ゆれ・文法の間違い・誤字・誤入力などのチェック機能の追加により、曜日の誤りや助詞の重複、漢字の誤変換などを指摘する。

　また、表組みチェック機能では、表組みの中から文字情報を抽出し、用語などの一覧データや正しいデータと照合する。原稿情報と表組みの差異をチェックし、一致しない箇所を自動的に判別するため校正業務を効率化する。

　各国・地域に展開する製品・サービスに対応した広告物やパッケージなどの制作に向け多言語にも対応。英語・中国語・韓国語のテキストデータを抽出し正しい情報と比較したチェックが可能になった。

　同サービスは、飲料・食品会社の商品パッケージやメーカー各社の海外向け製品の広告物・パッケージ・カタログの校正・校閲、生命保険・損害保険会社の募集文書や通信会社の広告物の校正・校閲。銀行の契約書類、自治体の行政手続きの審査などに活用されている。

（画像はプレスリリースより）




大日本印刷 プレスリリース
https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169469_1587.html


▼ 会社概要
大日本印刷は、情報コミュニケーション部門、生活・産業部門、エレクトロニクス部門、飲料部門を柱として展開する企業。

社名：大日本印刷株式会社
代表取締役：北島 義斉
所在地：東京都新宿区市谷加賀町1-1-1