▼ニュースのポイント
①サンロフトは「nanoty」に、7月から新機能を追加する。
②nanotyは同社が独自開発した、クラウド型日報システムである。
③今回は、ChatGPTと連携した4つの新機能が追加される。
日報に関する課題を解決する新機能
6月14日、サンロフトは自社が提供する「nanoty」に、7月から新機能を追加することを発表した。
nanotyは同社が独自開発した、クラウド型日報システム。2005年に開発して以来、民間企業、大学や保育施設などにも導入されている。
今回追加する新機能はChatGPTと連携したものであり、要約機能、成長レポート機能、活動レポート機能、入力支援機能が追加される。
日報は組織運営と人材育成に貢献する
多くの企業において、業務報告の仕組みとして日報が存在する。しかし、日報の運用には「書く時間がない」「読む時間がない」などの課題があり、運用が形骸化したりやめてしまったりする企業もある。
同社は、日報は組織運営と人材育成に貢献すると考えており、nanotyを提供してきた。今回追加する新機能によって、日報運用に関する課題解決につながるのではないかと期待を寄せている。
要約機能は、総括欄に入力した文章をAIが要約し、部署別に一覧表示するというもの。この機能により、より短時間で日報を確認することが可能になる。
成長レポート機能は、既存の社員成長支援機能のレポートにおいて、1カ月の成長記録と成長の兆し、フィードバックコメントを表示する機能だ。
活動レポート機能は、社員の1週間分の日報を基に、活動記録から成果、課題、関心ごとなどを整理するもの。社員自身が自身の振り返りに活用することはもちろん、組織の状況を把握するためにも活用することができる。
入力支援機能では、文章を書くことが苦手な社員でも、日報に必要な情報を含んだ日報が書けるようにサポートする機能である。
(画像はプレスリリースより)
サンロフト プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
DX事業、モバイル・セキュリティ事業、「nanoty」事業、「パステル」事業などを手掛けている企業。
会社名:株式会社サンロフト
代表:松田 敏孝
所在地:静岡県焼津市柳新屋436-1