▼ニュースのポイント
①IVRyはChatGPTを活用したAI電話システムを開発し、試験提供を開始した。
②同社は以前から大規模言語モデルを用いた電話自動応答サービス「IVRy」を提供しており、今回提供開始したサービスは、IVRyにおける機能拡充活動の一環だ。
③新システムは、予約以外の質問にも対応でき、不正確な情報提供の抑制もできる。
新システムの試験提供が始まる
6月13日、IVRyはChatGPTを活用したAI電話システムを開発し、試験提供を開始したことを発表した。
現在、世間ではChatGPTに注目が集まっているが、同社は以前から大規模言語モデルを用いた電話自動応答サービス「IVRy」を提供している。今回提供開始したサービスは、IVRyにおける機能拡充活動の一環である。
この新システムでは、独自開発した自然言語処理システムによって、あらゆる業界の予約電話の一次受付を可能にした。同社がこれまで展開してきた機能と組み合わせることで、より自然な対話形式の電話自動応答を実現したのである。
さらなる高みを目指して開発を進める
今回試験提供開始したシステムは、予約以外の質問にも対応でき、不正確な情報提供の抑制もできる。
このシステムを活用すれば、あらゆる事業者がスムーズな電話対応を24時間365日行えるようになるため、人手不足の解消や業務効率化にも貢献できるのではないかと期待が寄せられている。
今後は、提携クライアントとのAPI連携によって、予約受付を完全自動化することも目指して、さらなる機能開発を行う見通しだ。これまでのAI電話系サービスとは次元の異なる顧客体験の実現を目指して開発を進めていく。
(画像はプレスリリースより)
IVRy プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
クラウド型電話自動応答サービス「IVRy」の運営を手掛ける企業。
会社名:株式会社IVRy
代表:奥西 亮賀
所在地:東京都台東区元浅草3-7-1 住友不動産上野御徒町ビル4F